シロバナサクラタデの花

シロバナサクラタデの花サクラタデとの違いシロバナサクラタデを見た経験談を紹介しています。

シロバナサクラタデの花を初めて見た日

シロバナサクラタデの花を初めて見たのは、2016年10月29日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

シロバナサクラタデの花(シロバナサクラタデの花 2025年6月30日撮影)

シロバナサクラタデの名前の由来

シロバナサクラタデの名前の由来は、サクラタデに似て、花が白色であることから名付けられた。

シロバナサクラタデの花言葉

シロバナサクラタデの花言葉は、「愛くるしい」・「優雅な清楚さ」

シロバナサクラタデの生えている場所

シロバナサクラタデの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿地に生えているのを確認することができた。

サクラタデとの違い

厄介なのが、サクラタデの花に似ていて、判別が少し難しい。

1.花の色

  • サクラタデ ピンク色
  • シロバナサクラタデ 白色

2.花の大きさ

  • サクラタデ 5mm
  • シロバナサクラタデ 3~4mm

サクラタデの花(参考 サクラタデの花)

シロバナサクラタデの花(シロバナサクラタデの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

サクラタデの記事はこちらからどうぞ

シロバナサクラタデを見た経験談

2025年6月30日、クサフジの花を目当てに、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原を訪れる。
田島ヶ原に着いた直後、白色の花が垂れ下がって咲いている姿が目につく。
近づいてみると、シロバナサクラタデの花が咲き始めであった。

シロバナサクラタデの花(シロバナサクラタデの花 2025年6月30日撮影)

シロバナサクラタデの花は名前の通り白色で、垂れ下がって咲く。
またシロバナサクラタデの白色の花が垂れ下がっている姿は、上品に見える。

シロバナサクラタデの全体像(シロバナサクラタデの全体像)

シロバナサクラタデの花の大きさ3~4mmと小さく、サクラタデの花に比べて、ハッキリ開かない

シロバナサクラタデの花(シロバナサクラタデの花 2025年6月30日撮影)

シロバナサクラタデは秋の花のイメージが強いが、田島ヶ原では6月下旬になると、咲き始めている。
またシロバナサクラタデは、サクラタデの白花で無く、別種である。

ちなみにシロバナサクラタデは、河川の開発や湿地の減少によって、普通に見られる植物では無い。
上記のことから、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定。
自分がシロバナサクラタデを見た埼玉県も、準絶滅危惧に該当している。

シロバナサクラタデの花は咲き始めで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

シロバナサクラタデの花(シロバナサクラタデの花 2025年6月30日撮影)

シロバナサクラタデの葉(シロバナサクラタデの葉)



シロバナサクラタデ(タデ科)花期6~11月
分布 日本全土
雄しべが花びらより長く飛び出す。
湿り気のある場所に生えるので、田んぼや溝・湿地などに多い。
根元が水に浸かって咲いていることもある。
高さは80cmほどになり、よく枝を分け、花穂(かすい)はだらりと垂れ下がる。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く姿をいう。
小さな種子には光沢がある。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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