トウダイグサの花

トウダイグサの花トウダイグサに似ている花(ナツトウダイネコノメソウノウルシ)との違いを紹介しています。

トウダイグサの花を初めて見た日

トウダイグサの花を初めて見たのは、2016年3月27日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

トウダイグサの花(トウダイグサの花 2024年3月22日撮影)

トウダイグサの名前の由来

トウダイグサの名前の由来は、トウダイ明かりをともす燈台(とうだい)を指し、花のつく様子を例えたもの。
ちなみに海の灯台ではない。

トウダイグサの花言葉

トウダイグサの花言葉は、「控え目」・「地味」

トウダイグサの生えている場所

トウダイグサの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい乾いた道ばたに、たくさん生えているのを確認することができた。

トウダイグサに似ている花

トウダイグサに似ている花との違いをまとめました。

ナツトウダイとの違い

厄介なのが、ナツトウダイの花に少し似ている。

違いは腺体(せんたい)の形

  • ナツトウダイ 暗紅紫色の三日月形で、先はとがる
  • トウダイグサ 黄緑色の楕円形

ちなみに腺体とは、葉っぱや茎の表面に見られる粒状のもので、多くは匂いを持つ物質や粘液などを分泌する。

ナツトウダイの花(参考 ナツトウダイの花)

トウダイグサの花(トウダイグサの花)

両者の違いは、腺体の色・形を確認すれば、間違えることは無い。

ナツトウダイの記事はこちらからどうぞ

ネコノメソウとの違い

厄介なのが、パッと見ると、ネコノメソウ外見が意外と似ている。

1.分類の違い

  • ネコノメソウ ユキノシタ科
  • トウダイグサ トウダイグサ科

2.生えている場所

  • ネコノメソウ 水辺近くの湿り気のある場所
  • トウダイグサ 日当たりのよい乾いた場所

ネコノメソウの花(参考 ネコノメソウの花)

トウダイグサの花(トウダイグサの花)

両者の違いは、生えている場所を確認すれば、間違えることは無い。

ネコノメソウの記事はこちらからどうぞ

ノウルシとの違い

厄介なのが、ノウルシの花に似ていて、判別が少し難しい。

違いは生えている場所

  • ノウルシ 氾濫(はんらん)の多い河川の湿った場所
  • トウダイグサ 日当たりのよい乾いた道ばたや草地

ノウルシの花(参考 ノウルシの花)

トウダイグサの花(トウダイグサの花)

両者の違いは、生えている場所を確認すれば、間違えることは無い。

ノウルシの記事はこちらからどうぞ

トウダイグサを見た経験談

2024年3月22日、定点観察のため、神奈川県川崎市中原区・中原区市民健康の森を訪れる。

定点観察を終えて、自宅に戻る途中、矢上川に差し掛かる。
自転車で走行中、矢上川沿いの道ばたに、緑色の面白い形をした花が目にとまった。
近づいてみると、トウダイグサの花がたくさん咲いているのを確認することができた。

トウダイグサの群落(トウダイグサの花の群落)

トウダイグサの花は緑色で地味なため、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、トウダイグサの花をよく見ると、面白い形をしている。
ちなみにトウダイグサの仲間は、地味な花が多い。

トウダイグサの花(トウダイグサの花 2024年3月22日撮影)

トウダイグサは、春に最も早く咲く花の1つである。
ちなみにトウダイグサの花は、雄花と雌花があり、雄しべ・雌しべはそれぞれ1本ずつしかない

トウダイグサの花(トウダイグサの花 2024年3月22日撮影)

トウダイグサには毒が含まれていて、茎や葉っぱを傷つけると、白い乳液が出て、触ると腫れ・かぶれなどを起こす。

トウダイグサの花はちょうど見ごろを迎え、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。

トウダイグサの花(トウダイグサの花 2024年3月22日撮影)

トウダイグサの葉(トウダイグサの葉)


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トウダイグサ(トウダイグサ科)花期3~5月
分布 本州・四国・九州・沖縄
道ばたや川原の土手など、いたる所に生える草で、春早くから花を咲かせる。
この仲間の花のつき方は変わっていて、杯状花序という。
雄花と雌花が一緒になって、ひとつの花の形になる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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