
・ミヤマカラマツの花・カラマツソウとの違い・ミヤマカラマツを見た経験談を紹介しています。
ミヤマカラマツの花を初めて見た日
ミヤマカラマツの花を初めて見たのは、2023年6月8日に、東京都小平市・東京都薬用植物園で見ることができた。
(ミヤマカラマツの花)
ミヤマカラマツの名前の由来
ミヤマカラマツの名前の由来は、花がカラマツの葉っぱに似て、深山(みざん)に生えるところから名付けられた。
ミヤマカラマツの花言葉
ミヤマカラマツの花言葉は、「献身」・「怠りない心」
ミヤマカラマツの生えている場所
ミヤマカラマツの生えている場所は、自生のものは、山地~亜高山に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京都薬用植物園で見ることができた。
カラマツソウとの違い
厄介なのが、カラマツソウの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.托葉(たくよう)の有無
- カラマツソウ 有り
- ミヤマカラマツ 無い
ちなみに托葉とは、葉っぱの柄の基部付近にある葉っぱをいう。
2.葉っぱの構成
- カラマツソウ 3~4回3出複葉
- ミヤマカラマツ 2~3回3出複葉
(参考 カラマツソウの葉)
(ミヤマカラマツの葉)
(参考 カラマツソウの花)
(ミヤマカラマツの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
カラマツソウの記事はこちらからどうぞ
カラマツソウの花・シギンカラマツとの違い・カラマツソウを見た経験談を紹介しています。
ミヤマカラマツを見た経験談
2023年6月8日、シナガワハギの花を目当てに、東京都小平市・東京都薬用植物園を訪れる。
園内・ロックガーデンの周囲を見渡すと、カラマツソウ類の花が目に入る。
近づいて表札を見ると、「ミヤマカラマツ」と表記されていることから、ミヤマカラマツの花であることわかった。
(ミヤマカラマツの花)
ミヤマカラマツの花を初めて見たとき、カラマツソウの仲間では、雄しべが繊細な印象を受ける。
(ミヤマカラマツの花)
ミヤマカラマツの花は全体が白色であるが、わずかに紫色を帯びる。
上記の花の姿であることから、上品に見えてしまう。
(ミヤマカラマツの花)
ミヤマカラマツの葉っぱは、2~3回3出複葉で、長い柄がある。
またミヤマカラマツの小葉は、楕円形で切れ込みがあり、裏面は粉を吹いたような白色。
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉っぱのそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
(ミヤマカラマツの葉)
自生のミヤマカラマツは、山地~亜高山に行かないと、見ることができない。
またミヤマカラマツは、カラマツソウの仲間では、山地~亜高山に行けば、普通に見ることができる。
しかし、ミヤマカラマツを東京都薬用植物園で、手軽に見られるのは嬉しい限りである。
ミヤマカラマツの花はちょうど見ごろで、咲いている面積が広く、被写体を撮影するのに一苦労であった。
今後の宿題として、自生のミヤマカラマツを撮影することである。
(ミヤマカラマツの花)
ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地帯から亜高山帯に移行するあたりに分布の本拠地がある。
60cmほどの高さになる。
花に近づいてよく見ると、雄しべの花糸(かし)の先端が特に幅広く、花びらのように見えるのが特徴。
ちなみに花糸とは、雄しべのことをいう。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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