・セツブンソウの花を紹介しています。
セツブンソウの花を初めて見た日
セツブンソウの花を初めて見たのは、2022年3月11日で、場所は埼玉県秩父市で見ることができた。
(セツブンソウの花)
セツブンソウの名前の由来
セツブンソウの名前の由来は、節分のころに花を咲かせるところから名付けられたとされている。
セツブンソウの生えている場所
セツブンソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、石灰岩地の林の下のやや日当たりのよい場所に群生して生えているのを確認することができた。
ただ植物園で植えられているセツブンソウを多く見かける。
セツブンソウを見た経験談
植えられているセツブンソウの花は、2022年以前に東京都の野川公園や目黒自然教育園で見ている。
ただ自生のセツブンソウの花が、どうしても見たいというこだわりが強くあった。
2022年の春はセツブンソウの花のみならず、いろんな花の開花が遅かった。
自分が見ている花ブログでも、埼玉県秩父に2月下旬に訪れたが、セツブンソウの自生地が雪に埋もれていた記事が紹介されていた。
セツブンソウの花の開花のタイミングをある程度見計らって、秩父市のセツブンソウの自生地に近い、埼玉県小鹿野町の節分草園に電話で問い合わせてみた。
すると、セツブンソウの花が開花したという連絡を受けたので、秩父市のセツブンソウ自生地を訪れた。
現地に着いて、セツブンソウの自生地の場所を地図を頼りに、ウロウロ探すと、斜面に白色の小さな花の群落が遠目からでもわかった。
近づいて見ると、セツブンソウの花がまさに見ごろであった。
(セツブンソウの花)
実際にセツブンソウの自生地に着くと、自分の頭の中で考えていた以上に、セツブンソウの花の群落が斜面に一斉に咲いて姿には圧巻の一言と言わざる得なかった。
セツブンソウの花は天気が晴れた日で無いと開かない。
またセツブンソウは早春植物(スプリング・エフェメラル)の1つで、早春に花が開き、初夏になると、植物全体が地上から姿を消してしまう。
さらに自生のセツブンソウは石灰岩地にしか生えておらず、国が絶滅危惧種に指定するほどである。
植物園ではセツブンソウの花を何度も見ていたが、自生のセツブンソウの花は自然の中でたくましく生きたからか、植えられているセツブンソウの花より見ごたえがあった。
セツブンソウの自生地では、セツブンソウの花がたくさん咲いていたので、被写体に迷うほどであり、セツブンソウの花を踏まないように気をつけて撮影した。
無事セツブンソウの花を撮影することができた。
(上の3点ともセツブンソウの花)
(セツブンソウの葉)
(セツブンソウの花の群落)
セツブンソウ(キンポウゲ科)花期2~3月
分布 本州(関東地方以西)
準絶滅危惧(NT)
石灰岩地の落葉樹林下に一面に群生し、10cmほどの花の茎の先に花をひとつだけ咲かせる。
白い花びらのように見える部分は萼片(がくへん)で、花びらは雄しべの周りにあるY字形の黄色の部分である。
ちなみに萼片とは花の外側にある部分をいう。
地中深くに小指の頭ほどの球根がある。
花が終わると袋のような果実(袋果・たいか)と呼ぶ実をつける。
果実の真ん中がへこんだ種子が入っている。
双子葉植物(そうしようしょくぶつ)だが、子葉(しよう)は1枚しか出さない。
ちなみに双子葉植物とは葉っぱが2枚に分かれる植物をいい、子葉とは最初に地上から出てくる葉っぱをいう。
花言葉は「ほほえみ」や「光輝」
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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