ナツエビネの花

ナツエビネの花エビネとの違いナツエビネを見た経験談を紹介しています。

ナツエビネの花を初めて見た日

ナツエビネの花を初めて見たのは、2025年9月1日に、神奈川県・箱根湿性花園で見ることができた。

ナツエビネの花(ナツエビネの花)

ナツエビネの名前の由来

ナツエビネの名前の由来は、夏に咲くエビネであることから名付けられた。

ナツエビネの花言葉

ナツエビネの花言葉は、「誠実」・「謙虚」・「物静か」

ナツエビネの生えている場所

ナツエビネの生えている場所は、自生のものは、湿り気のある林下に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、箱根湿性花園で見ることができた。

エビネとの違い

厄介なのが、エビネ花の付き方がよく似ている。

1.花期

  • エビネ 4~5月
  • ナツエビネ 7~8月

2.花の色

  • エビネ 淡い紅白色
  • ナツエビネ 淡い紫色

エビネの花(参考 エビネの花)

ナツエビネの花(ナツエビネの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

エビネの記事はこちらからどうぞ

ナツエビネを見た経験談

2025年9月1日、ミズトンボの花を目当てに、神奈川県・箱根湿性花園を訪れる。
園内・案内板⑧の近くをウロウロしていると、エビネに似た花が目に入る。
近づいてみると、花の色が淡い紫色であることから、ナツエビネの花であることがわかった。

ナツエビネの花(ナツエビネの花)

ナツエビネの花を初めて見たとき、名前の由来どおり、エビネに花の付き方がよく似ていると言うのが第一印象である。

ナツエビネの花(ナツエビネの花)

ナツエビネの花淡い紫色で、全体を見ると、上品で綺麗なことを実感する。
またナツエビネの淡い紫色の花は、夏の季節によく似合う。

ナツエビネの花(ナツエビネの花)

ナツエビネの全体像(ナツエビネの全体像)

ナツエビネの葉っぱは、3~5個が束になって生え、長さ10~30cm。
自分がナツエビネの葉っぱをパッと見たとき、エビネの葉っぱに比べて、丸く感じた

ナツエビネの葉(ナツエビネの葉)

ちなみにナツエビネは、花が綺麗で目立つことから、盗掘のリスクに遭い、国の絶滅危惧種に指定。
しかし、ナツエビネ植物園で見ることはできるが、近年の温暖化(猛暑)の影響で、枯れてしまうことが多い。

自宅近くでナツエビネが見られた場所(東京薬科大学・調布市野草園)でも、猛暑の影響で、最近(2025年現在)はナツエビネを見ることができない。
ただ箱根湿性花園のナツエビネは、標高の高い場所650mに植えられていることから、どうにか生き延びていると思われる。

箱根湿性花園のナツエビネの花は、最盛期を過ぎていたが、花付きの良いものを選んで、なんとか撮影することができた。
今後の宿題として、自生のナツエビネを撮影することである。

ナツエビネの花(ナツエビネの花)



ナツエビネ(ラン科)花期7~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
多年草。
偽球茎は球形。
ちなみに偽球茎とは、ラン科において、地上茎の一部が肥大化して、栄養分の貯蔵タンクの役目を持つもの。
花茎は高さ20~40cm。
淡い紫色の花を多数つける。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)


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