コウゾリナの花を初めて見たのは、2020年5月7日で、
場所は多摩丘陵で見ることができた。
コウゾリナの生育環境は自分が見た限り、日当たりのよい草地に群生して生えていた。
同じ仲間のブタナと花の付き方がとても似ていて、最初の頃は区別に迷う。
ブタナは花茎に葉がつかず、花茎に毛が無いのが特徴である。
それに対して、コウゾリナは花茎に葉がついていて、
茎や葉に毛がかなり密生しているのが特徴である。
コウゾリナの花は自分の中で見ているものだと思っていたが、
自分の所有している図鑑には、初めてコウゾリナを見た年月日の記載が無かった。
記録のためにコウゾリナを撮影してよかったと思った。
(上の3点ともコウゾリナの花 2020年5月7日撮影)
(コウゾリナの葉)
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コウゾリナ(キク科)花期5~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
茎や葉に触るとざらっとするほどの剛毛が生えている。
この毛から剃刀(かみそり)を連想してこの名がある。
花期が長く春から秋までたくさん花を咲かせている。
山野の路傍(ろぼう)に普通に見られ、高さは1mほどになる。
高原などかなり大きくなり、2mを超すものもある。
花茎は細かく枝分かれする。
総苞は黒ずんだ緑色をしているのが特徴。
花言葉は「私に触らないで」
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)