ボントクタデの花を紹介しています。

ボントクタデの花を初めて見た日

ボントクタデの花を初めて見たのは、2020年9月9日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。

ボントクタデの花(ボントクタデの花)

ボントクタデの名前の由来

ボントクタデの名前の由来は、植物学者・牧野富太郎によると、ボントク」はポンツクの意味で、愚鈍者のことをいい、同じ仲間のヤナギタデに似ているが、葉っぱに辛みが無く役に立たないことから名付けられた。

また同じ意味で、凡俗(ぼんぞく)がなまって、ボントクになったと考えられる説もある。
個人的に面白い名前の植物だと思う。

ボントクタデの花言葉

ボントクタデの花言葉は、「君を離さない」

ボントクタデの生えている場所

ボントクタデの生えている場所は、自分が見た限りでは、林下の小川または沢沿い近くに生えているのを確認することができた。

ボントクタデを見た経験談

ボントクタデの花を初めて見たとき、スズメウリの花を目当てに、東京都八王子市・長沼公園を訪れる。
2020年夏の猛暑が、9月になっても続いていた。

公園内の林下の小川を散策していて、幾分暑さをしのぐことができるが、それでも暑い。

スズメウリの花を見た帰り道、小川沿いを散策していると、地味で見たことが無い花を見つけて観察する。
自分が見ている花ブログによれば、長沼公園の小川沿いボントクタデが生えていることが掲載されていた。

ボントクタデの花(ボントクタデの花)

2020年コロナウイルスが流行する中、ボントクタデなのか?判別するため、葉っぱをかじる勇気が持てなかった。
辺りの葉っぱは、八の字状の模様があったことから、ボントクタデと断定した。

ボントクタデの葉(ボントクタデの葉)

ボントクタデの花はたくさん咲いていたが、花が小さいことから、ピントを合わせるのに苦労した。

ボントクタデの花(ボントクタデの花)


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ボントクタデ(タデ科)花期9~10月
分布 本州・四国・九州・沖縄
水辺に生える高さ0.7~1mの1年草。
葉は互生し、長さ5~10cmの披針形~広い披針形で先はとがり、中央部には黒っぽい斑紋(ふもん)がある。
乾くと茎と葉は赤褐色を帯びる。
花序(かじょ)は長さ5~10cmで先は垂れ、淡紅色の花をまばらにつける。
ちなみに花序とは、花をつけた茎または枝をいう。
花被(かひ)は長さ約3mmで5裂し、腺点がある。
ちなみに花被とは、萼(がく)や花びらの総称をいう。
果実の時期は花被は下部が緑色、上部は紅色で、3稜形のそう果を包んでいる。
ちなみにそう果とは、果実の皮が薄く、種子とくっついて一体化して見える果実をいう。

(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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