・アメリカフウロの花・アメリカフウロに似ている花(オランダフウロ・ゲンノショウコ)との違い・アメリカフウロを見た経験談を紹介しています。
アメリカフウロの花を初めて見た日
アメリカフウロの花を初めて見たのは、2016年4月26日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(アメリカフウロの花 2024年12月4日撮影)
アメリカフウロの名前の由来
アメリカフウロの名前の由来は、アメリカ原産のフウロソウであることから名付けられた。
学名 ゲラニウムは、鳥のツルからきた言葉で、長いくちばし状の果実をツルのくちばしに例えたもの。
またカロリニアヌムは、アメリカ合衆国・カロライナ州の意味。
アメリカフウロの花言葉
アメリカフウロの花言葉は、「誰か私に気づいて」
アメリカフウロの生えている場所
アメリカフウロの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。
アメリカフウロに似ている花
アメリカフウロに似ている花との違いをまとめました。
オランダフウロとの違い
厄介なのが、オランダフウロの花に似ていて、判別が少し難しい。
1.花の色
- オランダフウロ 濃いピンク色
- アメリカフウロ 淡いピンク色~白色
(参考 オランダフウロの花)
(アメリカフウロの花)
2.葉っぱの形
- オランダフウロ 2回羽状複葉で、縁はギザギザしている
- アメリカフウロ 円形で、基部まで5~7つに裂ける
ちなみに羽状複葉とは、小さい葉っぱが左右に羽状に並んでいるものをいう。
(参考 オランダフウロの葉)
(アメリカフウロの葉)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
オランダフウロの記事はこちらからどうぞ
オランダフウロの花を紹介しています。
ゲンノショウコとの違い
厄介なのが、ゲンノショウコの花に似ていて、判別が少し難しい。
1.花期
- ゲンノショウコ 7~10月(メインは秋)
- アメリカフウロ 5~9月(メインは初夏)
2.花の大きさ
- ゲンノショウコ 直径1~1.5cm
- アメリカフウロ 直径0.5~0.8cm
(参考 ゲンノショウコの花)
(アメリカフウロの花)
3.葉っぱの形
- ゲンノショウコ 手のひらの形で、3~5つに深く裂ける
- アメリカフウロ 円形で、基部まで5~7つに裂ける
(参考 ゲンノショウコの葉)
(アメリカフウロの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ゲンノショウコの記事はこちらからどうぞ
ゲンノショウコの花・ハクサンフウロとの違い・ゲンノショウコを見た経験談を紹介しています。
アメリカフウロを見た経験談
2024年12月4日、アメリカフウロの花を目当てに、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を訪れる。
あずまや付近を通ると、淡いピンク色の花が目に入った。
よく見ると、アメリカフウロの花が点々と咲いているのを確認することができた。
(アメリカフウロの花 2024年12月4日撮影)
(アメリカフウロの全体像)
アメリカフウロの花は、大きさが0.5~0.8cmと小さく、淡いピンク色であることから、可愛い印象を受ける。
(アメリカフウロの花 2024年12月4日撮影)
アメリカフウロの花は、本来は初夏に最盛期を迎えるが、江川せせらぎ遊歩道では真冬を除いて、咲き続けている。
(アメリカフウロの花 2024年12月4日撮影)
ちなみにアメリカフウロは帰化植物で、繁殖力が強く、道ばたに生えていることから、雑草扱いであり、駆除の対象となっている。
アメリカフウロの花が真冬であるにも関わらず、陽気が暖かいことから、点々と咲いていて、撮影しているとき、ついホッとしてしまった。
今後の宿題として、アメリカフウロの紅葉を撮影することである。
(アメリカフウロの花 2024年12月4日撮影)
アメリカフウロ(フウロソウ科)花期4~9月
北アメリカ原産
野原や空き地など市街地の路傍に生え、高さは50cmほどになる。
葉が深く裂れこむのが特徴で、茎には細い毛が生える。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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