・ヒゴスミレの花・エイザンスミレとの違いを紹介しています。
ヒゴスミレの花を初めて見た日
ヒゴスミレの花を初めて見たのは、2020年3月18日に、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。
(ヒゴスミレの花 2020年3月18日撮影)
ヒゴスミレの名前の由来
ヒゴスミレの名前の由来は、不明であるが、発見した場所が肥後(現在の熊本県)であるところからと考えられる。
ヒゴスミレの花言葉
ヒゴスミレの花言葉は、「手のひらいっぱいの愛情」
ヒゴスミレの生えている場所
ヒゴスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草地の斜面に生えているのを確認することができた。
エイザンスミレとの違い
厄介なのが、エイザンスミレの葉っぱによく似ていて、判別が難しいと感じる。
まず生えている場所の違い
- エイザンスミレ 山地の林下・半日陰
- ヒゴスミレ 山地の日当たりのよい草地
次に葉っぱの根元からの分かれ方
- エイザンスミレ 3つに分かれる
- ヒゴスミレ 5つに分かれる
(参考 エイザンスミレの葉)
(ヒゴスミレの葉)
(参考 エイザンスミレの花)
(ヒゴスミレの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
エイザンスミレの記事はこちらからどうぞ
エイザンスミレの花を紹介しています。
ヒゴスミレを見た経験談
2024年3月27日、ヒゴスミレの花を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
緑地内のヒゴスミレ自生地に着いて、ウロウロ見渡すと、白色のふくよかなスミレの花が目に飛び込む。
近づいてみると、ヒゴスミレの花が咲き始めであった。
(ヒゴスミレの花 2024年3月27日撮影)
ヒゴスミレの花を見ていて、純白に近い白色で、ふくよかな姿は綺麗な印象を受けた。
またヒゴスミレの白色の花は、春の季節にマッチしている。
(ヒゴスミレの花 2024年3月27日撮影)
ヒゴスミレは、エイザンスミレによく似ていて、間違えやすい。
エイザンスミレの花は淡いピンク色であり、ヒゴスミレの花は白色でふくよかな印象を持つ。
ヒゴスミレの葉っぱはスミレの仲間では、根元から5つに分かれるといった面白い特徴である。
(ヒゴスミレの葉)
ちなみにヒゴスミレはスミレの仲間では、個体数が少ない。
国の絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
2024年に生田緑地で、ヒゴスミレの花を見たとき、ここ10年間では気象の影響があって、開花がかなり遅い。
ヒゴスミレの花は咲き始めで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
自宅に戻って、インターネットでヒゴスミレを調べると、ピンク色の花があることがわかった。
今後の宿題として、ヒゴスミレのピンク色の花を撮影することである。
(上の2点ともヒゴスミレの花 2024年3月27日撮影)
ヒゴスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
葉が細かく裂れこむスミレは、本種とエイザンスミレだけである。
葉はそれから、さらに細かく裂れこんで、広げると正五角形状に見える。
日当たりのよい草地やまばらな林など、やや乾燥気味の場所に生える。
花の直径は1.5cmほどで、エイザンスミレより小さい。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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