ヒメヒオウギズイセンの花

ヒメヒオウギズイセンの花ヒオウギとの違いヒメヒオウギズイセンを見た経験談を紹介しています。

ヒメヒオウギズイセンを初めて見た日

ヒメヒオウギズイセンの花を初めて見たのは、2016年5月19日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花 2024年6月8日撮影)

ヒメヒオウギズイセンの名前の由来

ヒメヒオウギズイセンの名前の由来は、ヒオウギズイセンに似ているが、小型で美しいところから名付けられた。
ちなみに植物名の頭に「ヒメ」と表記されるものは、小さいことを意味する。

別名 クロコスミアモントブレチア

ヒメヒオウギズイセンの花言葉

ヒメヒオウギズイセンの花言葉は、「楽しい思い出」・「陽気」・「謙譲の美」

ヒメヒオウギズイセンの生えている場所

ヒメヒオウギズイセンの生えている場所は、自分が見た限りでは、遊歩道沿いに生えているのを確認することができた。

ヒオウギとの違い

厄介なのが、ヒオウギの花に似ていて、判別が少し難しい。

まず花期の違い

  • ヒオウギ 真夏(7~9月)
  • ヒメヒオウギズイセン 初夏(5~7月)

次に花の咲き方

  • ヒオウギ 上に向いて咲く
  • ヒメヒオウギズイセン 下を向いて咲く

ヒオウギの花(参考 ヒオウギの花)

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花)

両者の違いは、花の咲き方を確認すれば、間違えることは無い。

ヒオウギの記事はこちらからどうぞ

ヒメヒオウギズイセンを見た経験談

2024年6月8日、初夏の花を目当てに、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を訪れる。
遊歩道を歩いていると、鮮やかなオレンジ色の花が目にとまる。
よく見ると、ヒメヒオウギズイセンの花が咲いているのを確認することができた。

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花 2024年6月8日撮影)

ヒメヒオウギズイセンの花は、鮮やかなオレンジ色であることから、咲いていると目につきやすい
またヒメヒオウギズイセンの花が咲くと、初夏本番であることを実感する。

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花 2024年6月8日撮影)

ヒメヒオウギズイセンに似ている花は多いが、ヒメヒオウギズイセンだけは下向きに咲くので、判別しやすい。

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花 2024年6月8日撮影)

ヒメヒオウギズイセンは園芸種であるが、繁殖力が強く初夏の丘陵地を歩いていると、野生化したものに出くわす。
しかし、ヒメヒオウギズイセンの花がたくさん咲いている光景は、見ごたえがあり、圧巻の一言である

ちなみにヒメヒオウギズイセンは、植物名が長いことから覚えにくい。

ヒメヒオウギズイセンの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
ただヒメヒオウギズイセンの花はハッキリした形であるが、ピントが意外と合わせにくく、注意が必要である。

ヒメヒオウギズイセンの花(ヒメヒオウギズイセンの花 2024年6月8日撮影)


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ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科)花期5~7月
ヨーロッパでヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交雑によって、つくられた園芸植物といわれる。
明治中期に渡来し、暖地に野生化しているものが多い。
地下茎を横に伸ばし、その先に球茎(きゅうけい)をつくって増える。
ちなみに球茎とは、地下茎の1種で、でんぷんなどの養分を蓄え、球形に肥大したもの。
花茎は高さ50~80cmになり、上部で枝分かれし、朱赤色の花をつける。
花は直径2~3cm。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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