・ホソバハグマの花・ホソバハグマを見た経験談を紹介しています。
ホソバハグマの花を初めて見た日
ホソバハグマの花を初めて見たのは、2024年10月27日に、東京都文京区・小石川植物園で見ることができた。
(ホソバハグマの花)
ホソバハグマの名前の由来
ホソバハグマの名前の由来は、まずハグマについて、槍や兜の飾りを指し、花冠(かかん)の細長い裂片(れっぺん)が似ているところから名付けられた。
次にホソバについては、葉っぱが細いところから。
ちなみに花冠とは、花びらの集合体をいう。
また裂片とは、いくつかの裂け目が入る葉っぱを指す。
ホソバハグマの生えている場所
ホソバハグマの生えている場所は、自生のものは、屋久島の山地・岩上に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、小石川植物園で見ることができた。
ホソバハグマを見た経験談
2024年10月27日、オオモクセイの花を目当てに、東京都文京区・小石川植物園を訪れる。
オオモクセイの花を見ることが出来たので、冷温室に足を運ぶ。
冷温室に入り、ウロウロしていると、白色の小さい花が目に入る。
よく見ると、プレートに「ホソバハグマ」と表記されていることから、ホソバハグマの花とわかった。
(ホソバハグマの花)
ホソバハグマの花を初めて見たとき、キッコウハグマの花より、パッと見て小さい。
ただホソバハグマの花は、白色で小さくクルっとした形が可愛いと感じる。
(ホソバハグマの花)
ホソバハグマの花の大きさは、7~8mmと小さすぎることから、気をつけて探さないと、見逃してしまう。
(ホソバハグマの花)
キク科で、植物名に「ハグマ」と表記されているものは、自分が見た限り、ホソバハグマの花が1番小さいと感じる。
(ホソバハグマの花)
ホソバハグマの葉っぱは、名前の由来どおり、とにかく細い。
(ホソバハグマの葉)
ちなみにホソバハグマは屋久島のみ分布で、屋久島の固有植物であることから、鹿児島県では絶滅危惧種に指定されている。
ホソバハグマの花はピークを過ぎていたが、花付きのよいものもあり、何とか撮影することができた。
しかし、ホソバハグマの花の大きさが7~8mmと小さいことから、ピントを合わせるのに苦戦してしまう。
(ホソバハグマの花)
ホソバハグマ(キク科)花期7~11月
分布 九州(屋久島)
山地の岩上に生え、茎は高さ17~40cm。
葉は茎の中央部付近に多数密生し、線形で長さ4~8mm、ほとんど無毛。
頭花(とうか)は3個の小さい花からなり、3~15cmの花柄がある。
ちなみに頭花とは、1つの花のように見える花序のことをいう。
総苞(そうほう)の外片は卵形、内片は線形。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包む、うろこ状の集まりをいう。
また外片とは、総苞片の外側をいい、内片は総苞片の内側をいう。
果実は倒披針形で、長さ3~4mm。
冠毛(かんもう)は帯褐色で、長さ5~6mm。
ちなみに冠毛とは、タンポポやアザミなどの果実の上端に生じる毛状の突起をいう。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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