ノボロギクの花ダンドボロギクとの違いを紹介しています。

ノボロギクの花を初めて見た日

ノボロギクの花を初めて見たのは、2016年10月29日に、千葉県山武市成東で見ることができた。

ノボロギクの花(ノボロギクの花 2024年2月3日撮影)

ノボロギクの名前の由来

ノボロギクの名前の由来は、まず「ボロギク」は同じ仲間・サワギクの別名。
サワギクに似て、野に生えているところから名付けられた。

ノボロギクの花言葉

ノボロギクの花言葉は、「相談」・「一致」・「合流」・「遭遇」

ノボロギクの生えている場所

ノボロギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。

ダンドボロギクとの違い

厄介なのが、ダンドボロギクの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず花の色

  • ダンドボロギク 淡い黄色
  • ノボロギク 鮮やかな明るい黄色

ダンドボロギクの花(参考 ダンドボロギクの花)

ノボロギクの花(ノボロギクの花)

また葉っぱの形にも違いがあり

  • ダンドボロギク 広線形~狭披針形・不ぞろいの大きなギザギザがある
  • ノボロギク 肉厚で、ダンドボロギクより切れ込みが深い

ダンドボロギクの葉(参考 ダンドボロギクの葉)

ノボロギクの葉(ノボロギクの葉)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ダンドボロギクの記事はこちらからどうぞ

ノボロギクを見た経験談

2024年2月3日、ヒメキンセンカの花を目当てに、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を訪れる。
ヒメキンセンカの花は、太陽の光が建物の陰にさえぎられてしまい、完全に閉じていた。

来た道を戻り、自宅に向かう途中、あずまや付近黄色い花が目につく。
近づいてみると、ノボロギクの花が咲いているのを確認することができた。

ノボロギクの花(ノボロギクの花 2024年2月3日撮影)

ノボロギクの花は、花に興味が無いと、地味な花付きであることから、見逃してしまう
実際、江川せせらぎ遊歩道を歩いている人は、ノボロギクの花に目をくれなかった。

ノボロギクの花(ノボロギクの花 2024年2月3日撮影)

ノボロギクの花は暖かい場所であれば、1年中咲いている

ノボロギクの花(ノボロギクの花 2024年2月3日撮影)

ノボロギクの「ボロ」綿毛を指し、綿毛のついた実は花より見ごたえがある

ノボロギクの綿毛(ノボロギクの綿毛)

ノボロギクの他に「ボロギク」と表記されている植物は多くあり、判別に苦労する。
またノボロギクは雑草扱いであることから、駆除の対象となっている。

ちなみにノボロギクには、毒が含まれている

ノボロギクの花はちょうど見ごろであり、咲いている角度を考慮して、撮影することができた。

ノボロギクの花(ノボロギクの花 2024年2月3日撮影)

ノボロギクの全体像(ノボロギクの全体像)


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ノボロギク(キク科)花期 ほぼ1年中
ヨーロッパ原産
ヨーロッパ原産の帰化植物。
日本には明治の初めに渡来し、現在では日本中にはびこっている。
道ばたにごく普通にあり、冬でも枯れず、雪の下になっても生きている。
冬の葉は鮮やかな緑が消えて、ベージュ色になる。
花びらの無い筒状花(とうじょうか)だけの集まりなので、鮮やかな花が多い季節には存在感が薄れるが、早春や晩秋の頃にはよく目立つ。
ちなみに筒状花とは、花びらが筒状になっている花をいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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