ホソバイヌタデの花イヌタデとの違いを紹介しています。

ホソバイヌタデの花を初めて見た日

ホソバイヌタデの花を初めて見たのは、2022年10月8日に、栃木県・渡良瀬遊水地で見ることができた。

ホソバイヌタデの花(ホソバイヌタデの花)

ホソバイヌタデの名前の由来

ホソバイヌタデの名前の由来は、葉っぱが細いところから名付けられたと考えられる。
実際には、イヌタデの葉っぱの幅とあまり変わらない。

ホソバイヌタデの生えている場所

ホソバイヌタデの生えている場所は、自分が見た限りでは、野焼きして、手入れされた湿地に群生して生えているのを確認することができた。

イヌタデとの違い

名前が被っているイヌタデとは、花期・花の形が似ていることから、判別が少し厄介である。

花の色が明らかに違い

  • イヌタデ 濃いピンク色
  • ホソバイヌタデ 淡いピンク色

イヌタデの花(参考 イヌタデの花)

ホソバイヌタデの花(ホソバイヌタデの花)

両者の違いは、最初にイヌタデの花を見ておくと、理解しやすい。

イヌタデの記事はこちらからどうぞ

ホソバイヌタデを見た経験談

ホソバイヌタデの名前を知ったのは、2021年10月に、自分が見ている花ブログであった。
そこで、2022年10月、ミズトラノオの花期を見計らって、栃木県・渡良瀬遊水地を訪れる。

ミズトラノオの花を見ることができたので、渡良瀬遊水地を自転車で入る。
渡良瀬遊水地内の体験活動センターわたらせで、タデ科の花が多く咲いている場所を教えてもらい、指定の場所に向かう。

川沿いの道を散策していると、イヌタデに似た淡いピンク色の花が目に飛び込む。
近づいてみると、ホソバイヌタデの花が点々と咲いているのを確認することができた。

ホソバイヌタデの花(ホソバイヌタデの花)

ホソバイヌタデの花を初めて見たとき、本当にイヌタデの花に形がよく似ていて、淡いピンク色ということもあってか、秋の季節にマッチしていて、とても綺麗に感じた

ホソバイヌタデの花(ホソバイヌタデの花)

また、ホソバイヌタデの生えている辺りを見渡すと、似た花で同じ仲間のアオヒメタデの花が混ざって生えていた。
花の色が明らかに違うので、容易に区別することができる。

しかし、ホソバイヌタデは、日本全国では本州の近畿地方以北に分布しているが、イヌタデのように、ごく普通に生えているわけでは無い。
国の絶滅危惧種に指定されている。

ホソバイヌタデの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、風が強く、花が細くて小さいことが重なり、ピントを合わせて撮影するのに手間取ってしまった。
無事ホソバイヌタデの花を撮影することができた。

ホソバイヌタデの花(ホソバイヌタデの花)

ホソバイヌタデの葉(ホソバイヌタデの葉)


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ホソバイヌタデ(タデ科)花期9~10月
分布 本州(近畿地方以北)
準絶滅危惧(NT)
草の高さは30~60cmの1年草。
茎の下部は地を這(は)い、上部は直立して枝分かれする。
葉は互生で、披針形~長楕円状披針形・長さ3~13cm・幅0.8~2cm。
葉の先は細く、基部はくさび形。
花びらの外側は淡い紅色で、長さ2.5~3mm・5深裂する。
果実は黒色で、光沢がある。


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