・ホタルブクロの花・ヤマホタルブクロとの違い・ホタルブクロを見た経験談を紹介しています。
ホタルブクロの花を初めて見た日
ホタルブクロの花を初めて見たのは、2018年5月26日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。
(ホタルブクロの花 2021年5月31日撮影)
ホタルブクロの名前の由来
ホタルブクロの名前の由来は諸説あり、まず1つは、ぶら下がって咲く花を提灯(ちょうちん)に見立て、火垂(ほたる・提灯の古語)をあてたという説。
もう1つは、子供が花のなかにホタルを入れて遊んだという説がある。
漢字では、蛍袋(ほたるぶくろ)と書くことが多い。
ホタルブクロの花言葉
ホタルブクロの花言葉は、「忠実」・「正義」
ホタルブクロの生えている場所
ホタルブクロの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらや川の近くで確認することができた。
ヤマホタルブクロとの違い
厄介なのが、ヤマホタルブクロの花によく似ていて、判別にかなり迷ってしまう。
違いは萼片(がくへん)と萼片の間の付属体の有無
- ヤマホタルブクロ 付属体が無い
- ホタルブクロ 反り返った付属体
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(参考 ヤマホタルブクロの花)
(ホタルブクロの花)
両者の違いは、萼片と萼片の間の付属体の有無を確認すれば、容易に判別することができる。
しかし、植物観察をしていて思うのは、ホタルブクロ類の萼片と萼片の間をしっかり見ているが、1年経ってしまうと、頭の中で特徴を忘れてしまっていることがある。
ヤマホタルブクロの記事はこちらからどうぞ
ヤマホタルブクロの花を紹介しています。
ホタルブクロを見た経験談
2021年5月31日、ウマノスズクサの花を探しに、東京都八王子市の湯殿川を散策していた。
ウマノスズクサの花を無事見ることができたので、辺りを見渡すと、ホタルブクロらしき花が地面にたくさん咲いていた。
しかし、「ホタルブクロなのかヤマホタルブクロなのか?」現地で判別に迷ってしまった。
自宅に帰宅して、撮影したホタルブクロらしき花の被写体をペイントで縮小して、図鑑・「高尾山に咲く花」を見て、萼片と萼片の間がしっかり反り返っていたので、ホタルブクロの花と断定することできた。
(ホタルブクロの花 2021年5月31日撮影)
ホタルブクロの花の色は淡い紫色や濃い紫色・濃い紅紫色とあり、色の変化が楽しめる花だといつも感じる。
また、ホタルブクロの花が咲くと、梅雨の季節が間もなく到来すると実感する花である。
日差しの暑い陽気のなかで、ホタルブクロの花を被写体を選んで撮影した。
しかし、家に帰宅して、葉っぱの撮影を忘れてしまったことに気づき、葉っぱの撮影が今後の宿題となった。
無事ホタルブクロの花を撮影することができた。
(ホタルブクロの花 2021年5月31日撮影)
ホタルブクロ(キキョウ科)花期6~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
山野や丘陵に生える高さ40~80cmの多年草。
茎には粗い開出毛がある。
根生葉は卵心形で花期には枯れる。
茎葉は互生し、長さ5~8cm、幅1.5~4cmの三角状卵形または披針形で不ぞろいなギザギザがある。
茎の上部に、長さ4~5cmの大きな鐘形の花をつける。
花冠(かかん)は淡紅紫色または白色で濃色の斑点があり、先は浅く5裂する。
ちなみに花冠とは、花びらの集合体をいう。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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