カラタネオガタマの花を初めて見たのは、2020年5月3日で、
場所は川崎市多摩区の生田緑地で見ることができた。

カラタネオガタマの存在を知ったのは、2018年に自分が通っている山野草ブログで、
カラタネオガタマの花の上品なところと、モクレン科にしては直径約3cmと小さくて可愛い印象を受け、
それ以降カラタネオガタマの花を見たいという願望があった。

カラタネオガタマの花は自分の所有している図鑑2種類に掲載されている写真を見る限り、
花びらはそんなに開かない。
またカラタネオガタマの花が咲くと、果物のバナナのような匂いがするような記載があった。

上記の日付でカラタネオガタマの花を見たときに、撮影した際にあまり花が綺麗に撮影できていなかったので、
2020年5月11日にその時もカラタネオガタマの花はつぼみのものが多かったが、
完全に花びらが開いているカラタネオガタマの花を見つけたので、改めて花を撮影することができた。
やはりカラタネオガタマの花が咲いているときは、図鑑に掲載されているとおり、
バナナのような匂いがして、いい香りであると実感した。

カラタネオガタマの花(カラタネオガタマの花 2020年5月11日撮影)

カラタネオガタマの葉(カラタネオガタマの葉)

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カラタネオガタマ(モクレン科)花期5~6月
中国原産
別名 トウオガタマ
常緑小高木。
木の高さは3~5m。
日本には江戸中期に渡来した。
花の香りを楽しもうと庭や神社などによく植えられている。
葉の表面は濃い緑色のつやがある。
初夏に葉のわきにクリーム色の花を咲かせる。
花にはバナナのような甘い香りがあり、遠くからでもそれとわかる。
木はこんもりと茂り、若い枝や葉柄に褐色の毛が多い。
花は花びらと萼片の区別がつきにくい。
黄白色の花びらの縁は紅色、内側は紫紅色に染まる。
実は秋に熟して裂け、赤い種子を出す。
カラタネオガタマの花の縁と内側が赤いものをアカバナカラタネオガタマという。
花言葉は「甘い誘惑」
(ヤマケイポケットガイド 庭木・街路樹参照)