ケキツネノボタンの花ウマノアシガタとの違いを紹介しています。

ケキツネノボタンの花を初めて見た日

ケキツネノボタンの花を初めて見たのは、2024年5月19日に、東京都町田市・奈良ばい谷戸で見ることができた。

ケキツネノボタンの花(ケキツネノボタンの花)

ケキツネノボタンの名前の由来

ケキツネノボタンの名前の由来は、キツネノボタンによく似ていて、葉っぱや茎に毛が生えることから名付けられた。

ケキツネノボタンの花言葉

ケキツネノボタンの花言葉は、「だらしが無い」

ケキツネノボタンの生えている場所

ケキツネノボタンの生えている場所は、自分が見た限りでは、林下の湿った場所にたくさん生えているのを確認することができた。

ウマノアシガタとの違い

厄介なのが、ウマノアシガタの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず生えている場所

  • ウマノアシガタ 日当たりのよい草地
  • ケキツネノボタン 林下の湿り気のある場所

また葉っぱの形も違い

  • ウマノアシガタ 柄が無く、掌状に深く裂ける
  • ケキツネノボタン 3出複葉

ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。

ウマノアシガタの葉(参考 ウマノアシガタの葉)

ケキツネノボタンの葉(ケキツネノボタンの葉)

後は現地でパッと見て、ウマノアシガタの花のほうが大きいと感じる

ウマノアシガタの花(参考 ウマノアシガタの花)

ケキツネノボタンの花(ケキツネノボタンの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ウマノアシガタの記事はこちらからどうぞ

ケキツネノボタンを見た経験談

2024年5月19日、東京都町田市の谷戸めぐりに訪れる。

奈良ばい谷戸を歩いていると、林下の湿り気のある場所に、黄色い花が目に飛び込む。
近づいてみると、最初はキツネノボタンの花か?と思ったが、茎に毛がビッシリ生えていることから、ケキツネノボタンの花であることがわかった。

ケキツネノボタンの花(ケキツネノボタンの花)

ケキツネノボタンの茎(ケキツネノボタンの茎)

ケキツネノボタンの花は黄色であるが、花の大きさが1cmと小さいことから、見過ごしてしまう
上記のことから、春の花では地味な部類である。

ケキツネノボタンの花(ケキツネノボタンの花)

ケキツネノボタンは、葉っぱや茎に毛が多く生えていることから、特徴をつかんでいる植物名であることを実感する。

ケキツネノボタンの茎(ケキツネノボタンの茎)

ちなみにケキツネノボタンには、毒が含まれている
誤って食べると、腹痛吐き気けいれん下痢などの症状に見舞われてしまう。

ケキツネノボタンの花が点々と咲いていて、周囲の明るさを考慮して、撮影することができた。

ケキツネノボタンの花(ケキツネノボタンの花)


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ケキツネノボタン(キンポウゲ科)花期3~6月
分布 本州・四国・九州・沖縄
田の畦(あぜ)などの湿り気がある場所に生え、直立して、高さ60cmほどになる。
特に花茎の上部ほど、白い開出毛が多い。
ちなみに開出毛とは、表面に沿って立っている毛をいう。
春早くから直径1cmほどの花をつけ、水田の土手などでは他のものが芽吹く前から咲いている。
茎は太く、中空である。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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