・イトキンポウゲの花を紹介しています。
イトキンポウゲの花を初めて見た日
イトキンポウゲの花を初めて見たのは、2022年9月10日で、場所は栃木県の奥日光・西ノ湖で見ることができた。
(イトキンポウゲの花)
イトキンポウゲの名前の由来
イトキンポウゲの名前の由来は、まず「イト」は「糸」の意味で、葉っぱや茎の様子から名付けられたとされている。
また「キンポウゲ」は、漢字表記は「金鳳花」で、ラテン語の「カエル(rana)」の語源であり、カエルがたくさん生息している場所に生えるところから名付けられたとされている。
イトキンポウゲの花言葉
イトキンポウゲの花言葉は、「心の繋がり」
イトキンポウゲの生えている場所
イトキンポウゲの生えている場所は、自分が見た限りでは、湖の干上がった場所に点々と生えているのを確認することができた。
キンポウゲ(ウマノアシガタ)との違い
名前が被っているキンポウゲ(ウマノアシガタ)とは明らかに違う。
まず、最初は生えている場所で、キンポウゲ(ウマノアシガタ)は山野に生えているのに対して、イトキンポウゲは湖の干上がった場所に生える。
また、花の大きさも違い、キンポウゲ(ウマノアシガタ)は直径1.5~2cmであるに対して、イトキンポウゲは6.5~8mmとかなり小さい。
(イトキンポウゲの花)
さらに花の咲く時期も違い、キンポウゲ(ウマノアシガタ)は春から初夏に咲くのに対して、イトキンポウゲは夏から初秋に咲く。
両者の違いを知るには、キンポウゲ(ウマノアシガタ)の花を最初に見て、イトキンポウゲの花を見れば、花の大きさの違いで見分けがつく。
キンポウゲ(ウマノアシガタ)の記事はこちらからどうぞ
イトキンポウゲを見た経験談
2022年9月10日に、イトキンポウゲの花を目当てに栃木県の奥日光・西ノ湖を訪れた。
現地に着くと、湖は思ったより面積が狭く、干上がっている場所の割合が多く感じた。
干上がった場所を探索していると、小さな黄色の花が1輪咲いているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、イトキンポウゲの花が咲いているのを確認することができた。
(イトキンポウゲの花)
イトキンポウゲの花を初めて見たとき、本当に「小さすぎる花だなぁ」と思った。
イトキンポウゲの花を1輪見つけたのはいいが、その後は花を見つけることができず、湖の別の干上がった場所の草むらがある場所に行くと、花が点々と咲いていた。
(イトキンポウゲの花)
イトキンポウゲの花びらは5枚のものと6枚のものと確認することができた。
イトキンポウゲは、名前の由来のとおり、茎が本当に細すぎて、一瞬別の植物の茎では無いかと思ってしまった。
(イトキンポウゲの茎)
イトキンポウゲは普通にある花ではない。
イトキンポウゲの生息地は、北海道と本州の尾瀬や群馬県の野反湖・日光にしか生えていない。
イトキンポウゲの花を見れたことで、目的を達成することができて嬉しかった。
しかし、イトキンポウゲの花は6.5~8mmと、かなり小さいので、被写体にピントを合わせて撮影するのに苦労した。
無事イトキンポウゲの花を撮影することができた。
(イトキンポウゲの花)
イトキンポウゲ(キンポウゲ科)花期7~9月
分布 北海道(東部・南西部)・本州(栃木・群馬県)
準絶滅危惧(NT)
地面を這い、長さ4~30cmの多年草。
茎は細く、まばらに数回分枝し、節から根と茎の葉を出す。
根の葉は線状さじ形~線形・長さ3~10cm・幅1~2mm・基部はさや状になって茎を抱き、全縁。
茎の葉は根の葉と同じ。
花は茎や枝の先から長さ2~6cmの花の茎を伸ばして、1輪つけ、黄色。
果実は球形で、約4mm。
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