・コスミレの花・コスミレ似ている花(スミレ・タチツボスミレ・ノジスミレ・ヒメスミレ)との違い・コスミレを見た経験談を紹介しています。
コスミレの花を初めて見た日
コスミレの花を初めて見たのは、2018年3月17日に、東京都八王子市・旧甲州街道の道ばたで見ることができた。
(コスミレの花 2022年3月17日撮影)
コスミレの名前の由来
コスミレの名前の由来は、「小スミレ」の意味であるが、花の大きさはスミレとほぼ同じ。
コスミレの花言葉
コスミレの花言葉は、「多才な」
コスミレの生えている場所
コスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野や道ばたに群生して生えているのを確認することができた。
コスミレに似ている花
コスミレに似ている花との違いをまとめました。
スミレとの違い
厄介なのが、スミレの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず草の高さ
- スミレ 7~15cm
- コスミレ 5~10cm
葉っぱの形にも違いがあり
- スミレ へら形
- コスミレ 長い三角形~長い卵形
(参考 スミレの葉)
(コスミレの葉)
(参考 スミレの花)
(コスミレの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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タチツボスミレとの違い
厄介なのが、タチツボスミレの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- タチツボスミレ 心形
- コスミレ 長い三角形~長い卵形
(参考 タチツボスミレの葉)
(コスミレの葉)
(参考 タチツボスミレの花)
(コスミレの花)
両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
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ノジスミレとの違い
厄介なのが、ノジスミレの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
まず花の色の違い
- ノジスミレ 紅紫色
- コスミレ 淡紫色~淡紅紫色
(参考 ノジスミレの花)
(コスミレの花)
次に葉っぱの形
- ノジスミレ 披針形
- コスミレ 長い卵形
(参考 ノジスミレの葉)
(コスミレの葉)
両者の違いは、上記の2点は区別するときの大まかなポイントであるが、変異が多く、最終的に現地で植物観察をこなすことで、雰囲気でわかるようになる。
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ヒメスミレとの違い
厄介なのが、ヒメスミレに似ていて、判別が少し難しい。
違いは花の大きさ
- ヒメスミレ 直径1~1.5cm
- コスミレ 直径1.5~2cm
(参考 ヒメスミレの花)
(参考 コスミレの花)
両者の違いは、植物観察に慣れてくれば、花の大きさで判別することができる。
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コスミレを見た経験談
2022年3月17日、春の花を目当てに、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園を訪れる。
園内の丘陵地に行くと、スミレらしき花が目に飛び込む。
近づいてみると、葉っぱが長い卵形であることから、コスミレの花であることがわかった。
(コスミレの花 2022年3月17日撮影)
(コスミレの葉)
コスミレの花を見ていて、名前の由来とは裏腹に、植物全体が他のスミレより小さいわけでは無い。
また毎年植物観察を行っていて、いざスミレの花や葉っぱを見ると、頭のなかで名前をド忘れしてしまう。
(コスミレの花 2022年3月17日撮影)
コスミレの花が咲いている場所をウロウロしていたとき、植物に詳しいおじ様に声をかけられた。
おじ様によると、「コスミレの花は咲き始めは紫色を帯びているが、花の最盛期を過ぎると白色になること」を教わる。
(コスミレの花 2022年3月17日撮影)
コスミレは花や葉っぱに変異があり、典型的なコスミレでないと、「別のスミレなのか?」と思ってしまう。
コスミレの花の特徴を教しえてくれた・おじ様が「現地で植物観察をするときは、図鑑を持ち歩くといい」と言っていた。
実際におじ様のタブレットを見ると、画面越しに植物関係の図鑑がたくさん収められていることに、ビックリしてしまう。
コスミレの花を久しぶりに見ることができ、日差しの明るさや咲いている角度を考えて、撮影することができた。
(上の2点ともコスミレの花 2022年3月17日撮影)
コスミレ(スミレ科)花期3~4月
分布 北海道・本州・四国・九州
花びらは細長いものが多いが、九州などでは、ふっくらと丸いものが普通である。
人家近くの石垣や道ばたから、丘陵地・山地と広範囲に生える。
高さは15cmほどになる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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