・コメナモミの花を紹介しています。
コメナモミの花を初めて見た日
コメナモミの花を初めて見たのは、2021年10月18日で、場所は埼玉県さいたま市桜区の田島ヶ原で見ることができた。
(コメナモミの花)
コメナモミの名前の由来
コメナモミの名前の由来は、同じ仲間のメナモミによく似ているが、全体が小さくほっそりとしているところから名付けられたとされている。
コメナモミの花言葉
コメナモミの花言葉は、「負けず嫌い」
コメナモミの生えている場所
コメナモミの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿り気のある道ばたに生えているのを確認することができた。
メナモミと違い
厄介なのが、同じ仲間のメナモミに植物全体が似ているため、判別するのが難しいと感じる。
違いはメナモミはコメナモミに比べて、植物全体がガッチリしている。
それに対して、コメナモミはメナモミに比べて、ほっそりとしている。
(コメナモミの花)
また、茎の毛の密生度合にも違いがあり、メナモミは茎に白い毛が目立つほど、たくさん生えているのに対して、コメナモミは毛がまばらに生える。
植物観察に慣れてくれば、両者の違いは雰囲気でわかるようになってくる。
コメナモミを見た経験談
2021年10月18日、サデクサの花を目当てに埼玉県さいたま市桜区の田島ヶ原を訪れた。
サデクサの花を見つけることができず、田島ヶ原の道ばたを歩いていると、真ん中が黄色の面白い形をした花が目についた。
近づいてみると、最初は「メナモミかコメナモミか?」一瞬判別に迷ってしまう。
よく見ると、植物全体がほっそりした特徴で、田島ヶ原の花を掲載しているサイトに、コメナモミが掲載されていたので、コメナモミの花であることがわかった。
(コメナモミの花)
コメナモミの花は地味であることから、植物観察に興味が無いと、見逃してしまう。
どちらかと言えば、種子のほうが有名で、コメナモミの種子は付着しやすく、付着した種子が動物などによって、運ばれて増えていく。
コメナモミの花は真ん中が黄色で、花全体の形が面白く、咲いている向きは微妙であったが、撮影した甲斐があった。
無事コメナモミの花を撮影することができた。
(コメナモミの花)
(コメナモミの葉)
コメナモミ(キク科)花期9~10月
分布 日本全土
茎が細く、高さは80cmほどになる。
学名 グラブレスケンスは、やや無毛という意味である。
花びらは黄色だが、盛りを過ぎると赤く変わってくる。
総苞(そうほう)には、腺毛(せんもう)が生えるので粘る。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包むうろこ状の苞の集まりをいう。
また腺毛とは、植物に生える毛のうち分泌物を出すものをいう。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村