・クマガイソウの花を紹介しています。
クマガイソウの花を初めて見た日
クマガイソウの花を初めて見たのは、2018年4月13日に、神奈川県藤沢市で見ることができた。
(クマガイソウの花 2021年4月9日撮影)
クマガイソウの名前の由来
クマガイソウの名前の由来は、袋状の唇弁(しんべん)を、源平の一ノ谷の戦いで、平敦盛(たいらのあつもり)を討った熊谷直実(くまがいなおざね)の母衣(ほろ)に見立てたところから名付けられた。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらをいう。
また母衣とは、よろいの背につけて、矢を防いだ布製の袋のようなものを指す。
クマガイソウの花言葉
クマガイソウの花言葉は、「見かけ倒し」
クマガイソウの生えている場所
クマガイソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
クマガイソウを見た経験談
2021年4月、自分が見ている花ブログに、クマガイソウの花が掲載されていて、再び神奈川県藤沢市・クマガイソウ自生地を訪れる。
クマガイソウ自生地に着くと、クマガイソウの花がちょうど見ごろを迎えていた。
2021年2月下旬から高温の影響で、クマガイソウの開花が平年より、3分の2か月ほど早かった。
(クマガイソウの花 2021年4月9日撮影)
クマガイソウは、白色の袋状の花が大きく立派であり、群落で咲いている姿は圧巻の一言に尽きる。
(クマガイソウの花の群落)
クマガイソウは国の絶滅危惧種に指定されていて、自分が住んでいる神奈川県では、絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。
そう考えると、藤沢市のボランティアが、クマガイソウを保護している甲斐があって、花が立派な姿で見れるのは、ありがたいことである。
クマガイソウの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
(クマガイソウの花 2021年4月9日撮影)
(クマガイソウの葉)
クマガイソウ(ラン科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
山野の林下に生えるが、竹林やスギ林の下に多い。
大きな扇状の葉を2枚広げ、その中心に花を1個だけ咲かせる。
高さは40cmほどになり、普通は群生する。
農家の裏山などで保護されているものは、年々大きな群落となるが、自然状態では環境の変化に呼応して、株の数が増減する。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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