・マツカゼソウの花・マツカゼソウを見た経験談を紹介しています。
マツカゼソウの花を初めて見た日
マツカゼソウの花を初めて見たのは、2016年9月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(マツカゼソウの花 2024年8月5日撮影)
マツカゼソウの名前の由来
マツカゼソウの名前の由来は、丸い小葉(しょうよう)が、風に吹かれて揺れる姿に風情があることから名付けられた。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
また風に揺れる姿を、能楽「松風」の松に見立てた説もある。
マツカゼソウの花言葉
マツカゼソウの花言葉は、「ゆらめく恋心」
マツカゼソウの生えている場所
マツカゼソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているのを確認することができた。
マツカゼソウを見た経験談
2024年8月5日、山の花を探しに、神奈川県箱根・金時山を訪れる。
足柄峠~金時山の尾根道を歩いていると、ふんわりした葉っぱが目に飛び込んできた。
よく見ると、白色の小さい花が咲いていることから、マツカゼソウの花であることがわかった。
(マツカゼソウの花 2024年8月5日撮影)
(マツカゼソウの葉)
マツカゼソウの花は白色で小さく、たくさん咲いている。
しかし、マツカゼソウの花は小さいことから、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
(マツカゼソウの花 2024年8月5日撮影)
マツカゼソウの花は本来8月中旬ごろから咲き始めるが、金時山では8月上旬に咲いていた。
(マツカゼソウの花 2024年8月5日撮影)
マツカゼソウの葉っぱは、独特な形でふんわりしていることから、見方によっては花より目につきやすい。
(マツカゼソウの葉)
ちなみにマツカゼソウの名前は風流に聞こえる。
実際にマツカゼソウの全体像を見ると、風流な姿をしている。
上記のことから、マツカゼソウは夏より秋がよく似合う。
マツカゼソウは風流な姿とは裏腹に、有毒であり、誤って食すと、下痢や腹痛を引き起こす。
ちなみにマツカゼソウは、ミカン科で唯一草の分類である。
金時山のマツカゼソウの花はちょうど見ごろで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、マツカゼソウの花を撮影するとき、花はあまりに小さく、風に揺れやすいことから、ピントを合わせるのに苦労する。
(マツカゼソウの花 2024年8月5日撮影)
マツカゼソウ(ミカン科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州
山地の林縁などの日陰に生え、高さ70cmほどになる。
茎の上部で細かく枝を分け、一方に傾くような姿となる。
花びらは4枚で、雄しべが長く突き出る。
葉っぱの裏は白色で、風に翻(ひるがえ)ると美しい。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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