
・ムラサキサギゴケの花・カキドオシとの違い・ムラサキサギゴケを見た経験談を紹介しています。
ムラサキサギゴケの花を初めて見た日
ムラサキサギゴケの花を初めて見たのは、2016年3月31日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。
(ムラサキサギゴケの花 2024年4月2日撮影)
ムラサキサギゴケの名前の由来
ムラサキサギゴケの名前の由来は、花が紫色で、形がサギ(鷺)が飛んでいる様子に見立てて、苔のように広がっていることから名付けられた。
ムラサキサギゴケの花言葉
ムラサキサギゴケの花言葉は、「あなたを待っています」・「忍耐強い」
ムラサキサギゴケの生えている場所
ムラサキサギゴケの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿り気のある田んぼの縁に群生しているのを確認することができた。
カキドオシとの違い
厄介なのが、カキドオシの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- カキドオシ 野原や道ばたの乾いた場所
- ムラサキサギゴケ 日当たりのよい湿り気のある田んぼの縁
2.葉っぱの形
- カキドオシ 丸まっている
- ムラサキサギゴケ 縁は少しギザギザしていて、楕円形
(参考 カキドオシの葉)
(参考 カキドオシの花)
(ムラサキサギゴケの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
カキドオシの記事はこちらからどうぞ
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ムラサキサギゴケを見た経験談
2024年4月2日、春の花を探しに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
緑地内・とんもり谷戸の田んぼをウロウロしていると、淡い紫色の花がたくさん咲いているのが目に入る。
よく見ると、ムラサキサギゴケの花を確認することができた。
(ムラサキサギゴケの花 2024年4月2日撮影)
(ムラサキサギゴケの群落)
ムラサキサギゴケの花の大きさは1.5~2cmと小さい。
しかし、ムラサキサギゴケの花は淡い紫色で、面白い形をしていることもあり、たくさん咲いていると、目につきやすい。
(ムラサキサギゴケの花 2024年4月2日撮影)
(ムラサキサギゴケの群落)
ムラサキサギゴケの淡い紫色の花は、春の季節によく似合う。
またムラサキサギゴケの花が咲くと、春本番であることを実感する。
(ムラサキサギゴケの花 2024年4月2日撮影)
ちなみにムラサキサギゴケの花は、基本淡い紫色であるが、白花をサギゴケと区別する。
ムラサキサギゴケは田んぼの縁にたくさん生えていることから、雑草扱いである。
生田緑地のムラサキサギゴケの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、サギゴケの花・ムラサキサギゴケの葉っぱを撮影することである。
(ムラサキサギゴケの花 2024年4月2日撮影)
ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科 APG分類ではサギゴケ科)花期3~5月
分布 本州・四国・九州
トキワハゼに似るが、花は倍以上の大きさがある。
一番の違いは匐枝(ふくし)を出して、繁殖することである。
ちなみに匐枝とは、横に這って、節から根を出して繁殖する茎をいう。
トキワハゼは匐枝を出さない。
田んぼの土手などの湿り気のある場所に生える。
花の盛りの頃から四方八方に匐枝を伸ばし、その先に新しい苗を作って繁殖する。
イチゴなどと同じ増え方である。
種子は出来るが、自然の状態では滅多に発芽しない。
葉は枯れたような色で冬を越す。
茎は凍りついても死なない。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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