
・ムシクサの花・タチイヌノフグリとの違い・ムシクサを見た経験談を紹介しています。
ムシクサの花を初めて見た日
ムシクサの花を初めて見たのは、2018年4月2日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(ムシクサの花 2023年4月8日撮影)
ムシクサの名前の由来
ムシクサの名前の由来は、ゾウムシの仲間が子房(しぼう)に虫えいをつくって、果実のようになることから名付けられた。
ちなみに子房とは、めしべの下端のふくらんでいる部分をいい、受精すると果実になる。
また虫えいとは虫こぶをいい、こぶ状の突起をいう。
ムシクサの花言葉
ムシクサの花言葉は、「永遠」・「愛」・「幸運」
ムシクサの生えている場所
ムシクサの生えている場所は、自分が見た限りでは、遊歩道沿いの湿った場所に、群生して生えているのを確認することができた。
タチイヌノフグリとの違い
厄介なのが、同じ仲間のタチイヌノフグリの花に似ていて、判別が少し難しい。
違いはまず毛の有無
- タチイヌノフグリ 有毛
- ムシクサ 無毛
次に花の色
- タチイヌノフグリ 青色
- ムシクサ 白色
(参考 タチイヌノフグリの花)
(ムシクサの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
タチイヌノフグリの記事はこちらからどうぞ
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ムシクサを見た経験談
2023年4月8日、春の花を探しに、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を訪れる。
遊歩道を歩いていて、川の近くに白色の小さな花が目に入る。
近づいてみると、ムシクサの花が咲いているのを確認することができた。
(ムシクサの花 2023年4月8日撮影)
ムシクサの花は大きさが2~3mmと小さく、地味であることから、名前や特徴を知らないと見逃してしまう。
(ムシクサの花 2023年4月8日撮影)
(ムシクサの全体像)
ムシクサの花がわかると、同じ仲間のタチイヌノフグリの花によく似ていることが頭の中でよぎる。
しかし、花の色は全く違う。
(ムシクサの花 2023年4月8日撮影)
ムシクサの花はたくさん咲いていたが、花の大きさが2~3mmと小さいこともあり、撮影するときにピントを合わせるのに苦労してしまう。
今後の宿題として、名前の由来であるムシクサの虫こぶを撮影することである。
(ムシクサの花 2023年4月8日撮影)
ムシクサ(ゴマノハグサ科 APG分類ではオオバコ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州・沖縄
葉は下部で対生、上部で互生し、長さ0.8~2.5cm・幅2~5mmの狭披針形~広線形、数個のギザギザがある。
花柄はほとんど無く、花冠(かかん)はわずかにピンクがかった白色で、4つに深く裂ける。
ちなみに花冠とは、花びらの集合体をいう。
雄しべは2個、子房は2個の球が、くっついた形をしている。
果実は平らなハート形。
虫が入ると果実が球形になる。
種子は平らな楕円形。
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