・ヌスビトハギの花・フジカンゾウとの違い・ヌスビトハギを見た経験談を紹介しています。
ヌスビトハギの花を初めて見た日
ヌスビトハギの花を初めて見たのは、2017年8月29日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ヌスビトハギの花 2024年7月30日撮影)
ヌスビトハギの名前の由来
ヌスビトハギの名前の由来は、実の形が盗人の忍び足のような形に見えることから名付けられた。
また熟した実が知らぬ間に、衣服に付着してくることから。
ヌスビトハギの花言葉
ヌスビトハギの花言葉は、「略奪愛」
ヌスビトハギの生えている場所
ヌスビトハギの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地や丘陵地の林下に群生しているのを確認することができた。
フジカンゾウとの違い
厄介なのが、フジカンゾウに似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは小葉(しょうよう)の枚数
- フジカンゾウ 5~7枚
- ヌスビトハギ 3枚
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
(参考 フジカンゾウの葉)
(ヌスビトハギの葉)
(参考 フジカンゾウの花)
(ヌスビトハギの花)
両者の違いは、小葉の枚数を確認すれば、間違えることは無い。
フジカンゾウの記事はこちらからどうぞ
フジカンゾウの花を紹介しています。
ヌスビトハギを見た経験談
2024年7月30日、夏の花を探しに、東京都八王子市・小宮公園を訪れる。
小宮公園の夏の花を一通り見たので、京王八王子駅に戻ろうとすると、公園の入口に小さい花がまばらに咲いているのが目にとまる。
近づいてみると、小葉が3枚で構成されていることから、ヌスビトハギの花であることがわかった。
(ヌスビトハギの花 2024年7月30日撮影)
(ヌスビトハギの葉)
ヌスビトハギの花を見ていると、花1つ1つが小さいこともあり、地味な印象を受ける。
またヌスビトハギの花は小さいことから、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
(ヌスビトハギの花 2024年7月30日撮影)
しかし、ヌスビトハギは植物名に「ハギ」と表記されていることから、花をよく見ると、ハギの花に少し似ている。
見方によっては、ヌスビトハギの花は風流に見えてしまう。
(ヌスビトハギの花 2024年7月30日撮影)
(ヌスビトハギの全体像)
本来ヌスビトハギの花は、8月中旬ごろから咲き出す。
しかし、小宮公園のヌスビトハギの花は、7月終わりにたくさん咲いていたことにビックリしてしまう。
ちなみにヌスビトハギの果実は、くっつきやすい。
小宮公園のヌスビトハギの花は咲き始めで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、ヌスビトハギの花は小さいことから、ピントを合わせるのに一苦労である。
(ヌスビトハギの花 2024年7月30日撮影)
ヌスビトハギ(マメ科)花期7~10月
分布 日本全土
山野の日当たりのよい林縁や草やぶなどに生える。
葉は3小葉で、やや厚く、細かい毛が多いのが特徴。
より日陰に生えるヤブハギとの間に様々な段階の雑種があり、どちらとも決めかねる個体もある。
花の長さは4mmほどで、普通は淡桃色をしている。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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