・サワヒヨドリの花・サワヒヨドリに似ている花(フジバカマ・ヨツバヒヨドリ)との違いを紹介しています。
サワヒヨドリの花を初めて見た日
サワヒヨドリの花を初めて見たのは、2019年9月8日に、千葉県山武市・成東食虫植物群落で見ることができた。
(サワヒヨドリの花 2022年10月20日撮影)
サワヒヨドリの名前の由来
サワヒヨドリの名前の由来は、まず「サワ」については、湿った草原に生えているところから名づけられたと考えられる。
また「ヒヨドリ」については、花の柄がよく燃えるので、火おこしの「火取草」あるいは、鳥のヒヨドリが鳴くころに咲くところから名付けられたとされている。
サワヒヨドリの花言葉
サワヒヨドリの花言葉は、「ためらい」
サワヒヨドリの生えている場所
サワヒヨドリの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿った場所に群生して生えているのを確認することができた。
フジバカマ・ヨツバヒヨドリの違い
厄介なのが、フジバカマやヨツバヒヨドリの花によく似ていて、植物観察を始めたころ、判別に迷ってしまう。
違いは葉っぱの生えかた・柄の有無
- フジバカマ 下部の葉っぱは3裂し、対生
- ヨツバヒヨドリ 葉っぱは基本4枚で構成され、輪生
- サワヒヨドリ 葉っぱに柄が無く、対生
(参考 フジバカマの葉)
(参考 ヨツバヒヨドリの葉)
(サワヒヨドリの葉)
(参考 フジバカマの花)
(参考 ヨツバヒヨドリの花)
(サワヒヨドリの花)
ヒヨドリバナ類を判別するには、葉っぱの生えかた・柄の有無を確認すれば、間違えることは無い。
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サワヒヨドリを見た経験談
2022年10月、自分が見ている花ブログに、サワヒヨドリの花がたくさん咲いている写真が掲載されていた。
花ブログには、場所は掲載されておらず、サワヒヨドリの花の写真のみであった。
見たことがある風景であることから、場所を推測して、東京都町田市・五反田谷戸を訪れる。
五反田谷戸に着いて、1通り探すが、サワヒヨドリの花は見つからない。
ちょっと一息いれて、ふと目を向けると、フジバカマに似たモジャモジャした花が目に飛び込む。
近づいてみると、サワヒヨドリの花がたくさん咲いているのを確認することができた。
(サワヒヨドリの花 2022年10月20日撮影)
サワヒヨドリの花を見たとき、東京都の谷戸に花がたくさん咲いているのにビックリした。
また、名前の由来のとおり、湿った場所に生えていて、草の高さが70cmほどなので、目につきやすい。
さらに、秋の太陽の光が重なり、花がとても綺麗に感じた。
(サワヒヨドリの花 2022年10月20日撮影)
サワヒヨドリの特徴の1つで、葉っぱに柄が無いのを確認することができた。
(サワヒヨドリの葉)
サワヒヨドリの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
無事サワヒヨドリの花を撮影することができた。
(サワヒヨドリの花 2022年10月20日撮影)
(サワヒヨドリの花の群落)
サワヒヨドリ(キク科)花期8~10月
分布 日本全土
日当たりのよい湿地や湿り気のある草地に生える。
山寄りの地域では水田の土手などにも多い。
葉が細くて縁にはギザギザの鋸歯が目立ち、葉柄が無いのが特徴。
ときに葉の付け根が3裂していることがある。
つぼみの時は濃い紅色のものもあるが、花が咲くと淡くなる。
日本全土に分布しているので、葉の幅などの変異が多い。
国外では中国からインドにまで分布が及んでいる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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