センニンソウの花

センニンソウの花コボタンヅルとの違いセンニンソウを見た経験談を紹介しています。

センニンソウの花を初めて見た日

センニンソウの花を初めて見たのは、2016年8月28日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。

センニンソウの花(センニンソウの花 2024年9月19日撮影)

センニンソウの名前の由来

センニンソウの名前の由来は、果実に羽毛状の白い毛があり、この毛を仙人のヒゲに見立てたところから名付けられた。

別名 ウマクワズ(馬食わず)は有毒植物で、馬や牛が絶対に口にしないことを意味する。

センニンソウの花言葉

センニンソウの花言葉は、「安全」・「無事」・「あふれるばかりの善意」

センニンソウの生えている場所

センニンソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい場所に他の植物に絡まって、生えているのを確認することができた。

コボタンヅルとの違い

厄介なのが、コボタンヅルの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは葉っぱの形

  • コボタンヅル 縁がギザギザしている(2回3出複葉)
  • センニンソウ 全体的に丸まっている

ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。

コボタンヅルの葉(参考 コボタンヅルの葉)

センニンソウの葉(センニンソウの葉)

コボタンヅルの花(参考 コボタンヅルの花)

センニンソウの花(センニンソウの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

コボタンヅルの記事はこちらからどうぞ

センニンソウを見た経験談

2024年9月19日、秋の花を探しに、東京都あきる野市・横沢入を訪れる。
横沢入の田んぼをウロウロしていると、白色の花がわずかに咲いていた。
よく見ると、センニンソウの花であった。

センニンソウの花(センニンソウの花 2024年9月19日撮影)

センニンソウの花は白色の十字形で、たくさん咲いている姿はかなり目立つ
またセンニンソウの花が咲くと、秋が近いことを実感する

センニンソウの花(センニンソウの花 2024年9月19日撮影)

センニンソウの花びらに見えるのは、萼(がく)である。
ちなみにとは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。

センニンソウの花は、名前の由来である仙人のヒゲからはイメージできない。
ちなみにセンニンソウの花が咲き出すと、甘い香りが漂う。

センニンソウの花(センニンソウの花 2024年9月19日撮影)

センニンソウに似ている花に、ボタンヅルがある。
ただ葉っぱの形が明らかに違うので、容易に判別できる。
ちなみにセンニンソウの葉っぱは、縁が丸まっている

センニンソウの葉(センニンソウの葉)

センニンソウには毒が含まれている
葉っぱを切ると汁が出て、出た汁に触ると、かぶれを起こす。

横沢入のセンニンソウの花は終盤であり、残り花の良い状態のものを探して、撮影することができた。
今後の宿題として、名前の由来であるセンニンソウの果実を撮影することである。

センニンソウの花(センニンソウの花 2024年9月19日撮影)


created by Rinker
¥1,980 (2025/06/11 19:19:32時点 楽天市場調べ-詳細)

センニンソウ(キンポウゲ科)花期8~10月
分布 日本全土
日当たりのよい道ばたや林縁などに生え、蔓(つる)で周りの草や木に絡みつくが、絡まるものが無い所では地面に這っている。
葉はまれに裂れこみがあるものもある。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村