キツネノカミソリの花オオキツネノカミソリとの違いを紹介しています。

キツネノカミソリの花を初めて見た日

キツネノカミソリの花を初めて見たのは、2016年7月30日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。

キツネノカミソリの花(キツネノカミソリの花 2021年7月20日撮影)

キツネノカミソリの名前の由来

キツネノカミソリの名前の由来は、春に伸びてくる白緑色の細い帯状の葉を、キツネが使う剃刀(かみそり)に見立てたところから名付けられたとされている。

キツネノカミソリの花言葉

キツネノカミソリの花言葉は、「妖艶」

キツネノカミソリの生えている場所

キツネノカミソリの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下に群生して生えているのを確認することができた。

オオキツネノカミソリとの違い

厄介なのが、オオキツネノカミソリの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。

違いは雄しべの長さ

  • オオキツネノカミソリ 花びらより、雄しべのほうが長い
  • キツネノカミソリ 雄しべより、花びらのほうが長い

オオキツネノカミソリの雄しべ(参考 オオキツネノカミソリの花)

キツネノカミソリの花(キツネノカミソリの花)

両者の違いは、最初にキツネノカミソリの花を見て、後でオオキツネノカミソリの花を見ると、理解しやすい。

オオキツネノカミソリの記事はこちらからどうぞ

キツネノカミソリを見た経験談

2021年7月20日、東京都八王子市・片倉城跡公園を散策していた。
公園内・奥の沢付近を歩いていると、オレンジ色の花がチラホラ目につく。
近づいてみると、キツネノカミソリの花が咲き始めであった。

キツネノカミソリの花(キツネノカミソリの花 2021年7月20日撮影)

キツネノカミソリのオレンジ色の花が咲くと、「真夏になったなぁ」と実感する
片倉城跡公園・奥の沢は、キツネノカミソリの花が最盛期を迎えると、オレンジ色の花で、辺りを埋め尽くす。

キツネノカミソリの花(キツネノカミソリの花 2021年7月20日撮影)

しかし、キツネノカミソリの花が咲いているとき、葉っぱは地上に出ていない
これはキツネノカミソリを含む、ヒガンバナ科に共通して言えることで、花が咲いているときに葉っぱは無く、葉っぱがあるときに花は咲いていない。

ちなみにキツネノカミソリの葉っぱは、春になると見ることができる

キツネノカミソリの葉(キツネノカミソリの葉 2021年3月7日撮影)

咲き始めのキツネノカミソリの花がたくさんあったので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
無事キツネノカミソリの花を撮影することができた。

キツネノカミソリの花(キツネノカミソリの花 2021年7月20日撮影)

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キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)花期7~9月
分布 本州・四国・九州
原野や山麓の雑木林の下などに生え、夏の強い光線下では薄暗く感じるような林下に多い。
根には球根がある。
高さは50cmほどになり、ラッパ形の花を3~5個咲かせる。
オオキツネノカミソリより、花期は若干遅い傾向がある。
花が終えると、黒い種子が入った実を結ぶ。
北海道にも生えているが自生ではない。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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