セリバヒエンソウの花を初めて見たのは、2016年4月24日で、
場所は八王子市の片倉城跡公園で見ることができた。
初めてセリバヒエンソウの花を見たときは、「面白い形をした花だなぁ~」と実感した。
どの花の仲間か全く見当がつかなかったので、自分が通っている花サイトで見ると、
キンポウゲ科ということがわかった。
今まで見たキンポウゲ科の仲間の花を見ても、セリバヒエンソウはキンポウゲ科の仲間と
いうのがしっくりとこなかった。
セリバヒエンソウの花は1~2cmと小さいので、植物観察をしていないと見逃してしまうが、
花の色は紫色なのでハッキリした明るい色だと思う。
「セリバ」と名前の通り、葉がセリの葉に似ている。
だたセリバヒエンソウの花を初めて見たときに、花を撮影するのを忘れてしまい、
毎年見ていたが、セリバヒエンソウの花を撮影する機会が訪れたのは、
2020年4月5日で、場所は川崎市中原区の中原区市民健康の森で、
草むらの中にちらほらセリバヒエンソウの花が咲いていたので、改めて花を撮影することができた。
(上の2点ともセリバヒエンソウの花 2020年4月5日撮影)
(セリバヒエンソウの葉)
セリバヒエンソウ(キンポウゲ科)花期3~5月
中国原産
草丈15~40cmの1年草。
帰化植物。
茎は直立し、上部で分枝し、
短い屈毛がある。
根生葉は花が咲くときには枯れていて、茎葉2~3回3出複葉で、
小葉は菱状卵形~三角状卵形で、長さ5~11cm。
小葉は羽状に切れ込み、先端は尾状に尖る。
葉柄は長さ2~6cm。
花は3~5個が総状花序につき、花弁状の萼片は5個、
紫色~白色、長さ1~2cm。
雄しべは10個、葯(やく)は黒紫色、
長い筒状の距(きょ)がある。
果実は2~3個に分かれた袋状になり、
熟すと扁球形で黒褐色の種子を飛ばす。
花言葉は「華やかな雰囲気の」や「軽薄」・「陽気」