カザグルマの花を初めて見たのは、2019年5月3日で、
場所は神奈川県で見ることができた。
ただ細かい場所に関しては盗掘や伐採されてしまう恐れがあるで言えない
のが心苦しいところである。
1人でも多くの盗掘や伐採が無くなることを祈るばかりである。
カザグルマの花は前々から図鑑などで知っていて、ネットの検索エンジンで調べていたが、
確実に場所がわかるものがなかった。
去年(2018年)に自分の通っている花ブログで、
大まかな場所がわかり、そこから知人の情報を頼りに自生地を訪れた。
自生地は3か所あるが、カザグルマの花が咲いていると、
花の形が大きいのですぐにわかった。
ただ去年は暑かったからか、ゴールデンウイークの時は満開みたいな記事が出ていたが、
今年は4月が寒かったため、まだつぼみの株が多く、
咲き始めの株を含めて3輪しか咲いていなかった。
初めてカザグルマの花を見た感動は嬉しかった。
ただ課題も残った。
花全体が写る被写体が無くて、一部は葉に隠れてしまい、
花全体を撮影できる株を撮影するのが宿題になった。
カザグルマの園芸種はクレマチスやテッセンである。
日本の山野草の花では1番大きい。
(カザグルマのつぼみ)
(カザグルマの葉)
カザグルマ(キンポウゲ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
準絶滅危惧(NT)
蔓(つる)になって木にからみつき、相当高くまで這(は)いのぼる。
湿地や蛇紋岩地に多く、湿り気のある沢のそばなどにも生える。
花の直径は10㎝以上もある大きなもの。
花の色には白と紫があり、花びらのように見える萼片(がくへん)は普通8枚である。
野生の花とは思えない見事さで、大輪の花を風車に見立ててこの名がついた。
庭に栽培するクレマチスの原種であるが、
改良する余地のないほど完成された美しさがある。
花言葉は「心の美しさ」
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)