
・コセリバオウレンの花・セリバオウレンとの違い・コセリバオウレンを見た経験談を紹介しています。
コセリバオウレンの花を初めて見た日
コセリバオウレンの花を初めて見たのは、2022年2月17日に、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
(コセリバオウレンの花)
コセリバオウレンの名前の由来
コセリバオウレンの名前の由来は、葉っぱがセリの葉っぱに似て、セリバオウレンより小さいところから名付けられた。
コセリバオウレンの生えている場所
コセリバオウレンの生えている場所は、自生のものは、山地の林下に生えている。
ただコセリバオウレンは植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
セリバオウレンとの違い
厄介なのが、セリバオウレンによく似ていて、判別に迷ってしまう。
1.花びらの太さ
セリバオウレンより、コセリバオウレンのほうがかなり細い。
(参考 セリバオウレンの花)
(コセリバオウレンの花)
2.葉っぱの付き方
- セリバオウレン 2回3出複葉
- コセリバオウレン 3回3出複葉
3.葉っぱの大きさ
セリバオウレンのほうが大きい。
(参考 セリバオウレンの葉)
(コセリバオウレンの葉)
両者の違いは、先にセリバオウレンの花を見て、次にコセリバオウレンの花を見ると、大きさが理解しやすい。
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コセリバオウレンを見た経験談
2022年2月、自分が見ている花ブログに、東京薬科大学薬用植物園のコセリバオウレンの花が掲載されていることから、どうしても花が見たくて、現地に向かう。
東京薬科大学薬用植物園に着くと、敷地が広いこともあり、コセリバオウレンの花がどこにあるのか全くわからない。
コセリバオウレンの花を探しに、園内をウロウロ探すが、見つけることができない。
もう1度園内を見渡すと、遠くに2人組を見かけ、その先に何かしらの花が咲いていると思い向かう。
2人組のいる場所に到着すると、視線の先にコセリバオウレンの花が群落となって咲いていた。
(コセリバオウレンの花の群落)
コセリバオウレンの花は白色で、やはり2021年2月に見たセリバオウレンより植物全体が1回り小さい。
また2人組のおば様の話によると、コセリバオウレンの花は雄花と両性花(りょうせいか)の2つのタイプがあると教わった。
ちなみにコセリバオウレンの雄花は全体が白色であるのに対して、両性花は花の中心が緑色を帯びている。
(コセリバオウレンの雄花)
(コセリバオウレンの両性花)
さらにコセリバオウレンは、カタクリやアズマイチゲなど、早春植物と勘違いされるケースが多い。
ちなみに早春植物とは、初夏に植物全体が地上から姿を消す植物をいい、コセリバオウレンは葉っぱが1年中生えている。
コセリバオウレンの花は「春の妖精」と思うぐらい可愛く、花の姿に感動を覚え、10枚ぐらい撮影してしまう。
今後の宿題として、自生のコセリバオウレンの花を撮影することである。
(コセリバオウレンの花)
コセリバオウレン(キンポウゲ科)花期2~4月
分布 本州・四国(太平洋側)
草の高さ10~20cmの多年草。
葉っぱには不揃いの鋭いギザギザがある。
葉っぱの質は厚く、光沢がある。
花は雌雄異株で、花の茎の上部に2~3個横向きに咲く。
花の大きさは1cm。
花びらは8~10個のへら形。
果実は長さ1~1.5cmで、矢車状に並ぶ。
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