・シチトウスミレの花・タチツボスミレとの違い・シチトウスミレを見た経験談を紹介しています。
シチトウスミレの花を初めて見た日
シチトウスミレの花を初めて見たのは、2024年4月4日に、東京都調布市・植物多様性センターで見ることができた。
(シチトウスミレの花)
シチトウスミレの名前の由来
シチトウスミレの名前の由来は、シチトウは伊豆七島から来ていると考えられる。
別名 ツヤスミレ
シチトウスミレの花言葉
シチトウスミレの花言葉は、「努力」
シチトウスミレの生えている場所
シチトウスミレの生えている場所は、自生のものは、伊豆半島・伊豆諸島の道ばたや林下に生えている。
ただシチトウスミレは植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、植物多様性センターで見ることができた。
タチツボスミレとの違い
厄介なのが、タチツボスミレによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの光沢の有無
- タチツボスミレ 無い
- シチトウスミレ 有り
(参考 タチツボスミレの葉)
(シチトウスミレの葉)
(参考 タチツボスミレの花)
(シチトウスミレの花)
両者の違いは、葉っぱの光沢の有無を確認すればよいが、伊豆諸島ではタチツボスミレとシチトウスミレが混ざって生えていて、専門家でも判別に苦労してしまう。
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シチトウスミレを見た経験談
シチトウスミレの名前を知ったのは、2023年12月に、自分が見ている花ブログであった。
シチトウスミレの生えている分布域を調べると、伊豆半島・伊豆諸島と不便な場所にあり、足がどうしても遠のいてしまう。
2024年に入って、シチトウスミレをインターネットで調べていると、植えられているものであるが、東京都調布市・植物多様性センターにあることがわかる。
2024年4月上旬になり、そろそろシチトウスミレの花が咲くころと考え、X(旧Twitter)・植物多様性センターのアカウントの告知を見ると、花が咲いていることが紹介されていて、現地に向かう。
植物多様性センター・情報館前に着くと、目の前にたくさんのスミレの花が展示されている。
スミレの花を1つ1つ見ると、プレートに「シチトウスミレ」と書かれていて、よく見ると、シチトウスミレの花が咲いているのを確認することができた。
(シチトウスミレの花)
シチトウスミレの花を初めて見たとき、パッと見て、タチツボスミレの花によく似ている。
自分のような素人では、図鑑などで特徴を知らないと、タチツボスミレの花と誤認してしまう。
(シチトウスミレの花)
シチトウスミレの葉っぱは、図鑑・スミレハンドブックには、光沢があると掲載されている。
ただ現地でシチトウスミレの葉っぱを見たとき、光沢がハッキリしているというより、やや光沢があると感じた。
(シチトウスミレの葉)
シチトウスミレは海辺に生えているスミレで、葉っぱに光沢があるのは、他の海辺の植物と共通している。
ちなみにシチトウスミレは、タチツボスミレの変種。
シチトウスミレの花はちょうど見ごろであり、咲いている向きに気をつけて撮影したが、なかなか思うようにいかなかった。
今後の宿題として、自生のシチトウスミレを撮影することである。
(シチトウスミレの花)
(シチトウスミレの全体像)
シチトウスミレ(スミレ科)花期3~4月
分布 本州(相模湾沿岸)・伊豆七島
伊豆半島南部や伊豆七島で見られる大型のタチツボスミレ。
海岸性のため葉に光沢があり、托葉(たくよう)も大きくて、切れ込みも粗い。
ちなみに托葉とは、葉の柄の基部付近にある葉の部分をいう。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ参照)
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