タチツボスミレの花コスミレとの違いを紹介しています。

タチツボスミレの花を初めて見た日

タチツボスミレの花を初めて見たのは、2016年3月26日に、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園で見ることができた。

タチツボスミレの花(タチツボスミレの花 2021年3月20日撮影)

タチツボスミレの名前の由来

タチツボスミレの名前の由来は、「ツボ」を意味し、身近に見られて立つように生えるスミレというところから名付けられた。

一般的に「スミレ」は、スミレではなくタチツボスミレを指している。

タチツボスミレの花言葉

タチツボスミレの花言葉は、「誠実」・「小さな幸せ」

タチツボスミレの生えている場所

タチツボスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい場所に生えているのを確認することができた。

コスミレとの違い

厄介なのが、コスミレの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは葉っぱの形

  • コスミレ 長い三角形~長い卵形
  • タチツボスミレ 心形

コスミレの葉(参考 コスミレの葉)

タチツボスミレの葉(タチツボスミレの葉)

コスミレの花(参考 コスミレの花)

タチツボスミレの花(タチツボスミレの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

コスミレの記事はこちらからどうぞ

タチツボスミレを見た経験談

2021年3月20日、神奈川県川崎市高津区・神庭緑地(かにわりょくち)を訪れる。
現地に着いて、林の下を歩いていると、スミレらしき花が目に飛び込む。
近づいてみると、タチツボスミレの花が咲き始めであった。

タチツボスミレの花(タチツボスミレの花 2021年3月20日撮影)

タチツボスミレの花はスミレ類では、普通に見ることができる
またタチツボスミレの薄い紫色の花は、綺麗というより、花の大きさが2cmと小さいことから、可愛い印象を受ける

タチツボスミレの花(タチツボスミレの花 2021年3月20日撮影)

タチツボスミレの花が群落になると、お花畑とまではいかないが、見ていて圧巻の一言である。
山梨県北杜市清里周辺を歩いていたとき、ハイカーのおば様のグループが綺麗だねぇと釘付けになるほどであった。

タチツボスミレの花の群落(タチツボスミレの花の群落 2023年4月24日撮影)

個人的な考えであるが、ソメイヨシノのサクラ類の花より、タチツボスミレのスミレ類の花のほうが早く咲くので、スミレ類の花を見ると、春が来たことを実感する

ちなみにタチツボスミレは、花の色葉っぱの形の違い変異が多く、違う名前で区別することが多い。

タチツボスミレの花は晩秋になると、返り咲きしているのを見かけたことがある。

タチツボスミレの花を撮影するとき、カメラ本体の被写体はちょうどいい明るさであったが、ブログに掲載した写真は少し暗い被写体となってしまった。
今後の宿題として、タチツボスミレの花をちょうどいい明るさで撮影することである。

タチツボスミレの花(タチツボスミレの花 2021年3月20日撮影)


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タチツボスミレ(スミレ科)花期3~5月
分布 日本全土
スミレの分類では最初に、地上に茎が有るか無いかに分ける。
本種は地上に茎があるグループの代表で、大きな株になると直径が50cmを超えるものがある。
茎の高さは花の頃で15cmほど、花が終わると30cmほどに伸びる。
花や葉の付け根に櫛(くし)の歯状に、深く裂けた托葉(たくよう)があるのも特徴。
ちなみに托葉とは、葉っぱの柄の基部につく葉のような部分をいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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