タカオスミレの花を初めて見た日

タカオスミレの花を初めて見たのは、2016年4月16日で、場所は東京都八王子市の高尾山で見ることができた。

タカオスミレの名前の由来

タカオスミレの名前の由来は、高尾山で採集されたところから名付けられたとされている。
ちなみにタカオスミレはヒカゲスミレの品種として扱われている。

タカオスミレの生えている場所

タカオスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿り気のある林の下に生えているのを確認することができた。

ヒカゲスミレとの違い

厄介なのが、花がよく似ている同じ仲間のヒカゲスミレがある。
違いは葉っぱの色で、ヒカゲスミレの葉っぱは緑色であるのに対して、タカオスミレの葉っぱはこげ茶色である。
両者の違いは葉っぱの色の特徴をつかめば間違えることは無い。

タカオスミレを見た経験談

2021年3月30日にミドリニリンソウの花を目当てに高尾山の蛇滝(じゃたき)を訪れた。
ミドリニリンソウの花を無事に見ることができたので、高尾山口駅に向かう途中の小仏川沿いを歩いていたときに、何やらカメラで撮影している人が目にとまった。
撮影している人がカメラ撮影を終えたときに、撮影した場所に近づくとタカオスミレの花が咲き始めであった。

タカオスミレの花は植物観察していて、スミレ類では花が大きいほうだと思う。
またタカオスミレの葉っぱのこげ茶色花の白色と対比して渋い。
話が少しそれるが、タカオスミレをはじめ、高尾山で発見された植物で命名されたものは数が多い。
また高尾山系はスミレの宝庫の山として、人気のスポットである。

タカオスミレの花は咲いていたが、カメラで撮影する際に、花の向きが思うような向きではなく、満足のいくほどの写真とはいかなかった。
無事タカオスミレの花を撮影することができた。

タカオスミレの花タカオスミレの花(上の2点ともタカオスミレの花 2021年3月30日撮影)

タカオスミレの葉(タカオスミレの葉)


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タカオスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
葉の裏面が緑色のものに対してはハグロスミレの名がある。
しかし高尾山でも個体数はまれであり、両者をあえて分ける必要はないと考える。
葉の表面がこげ茶色から黒紫色になるものはすべて一般に親しまれ、かつ命名も古いタカオスミレの名を使った。
高尾山以外にも見られる。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ参照)