・シャクの花・ヤブニンジンとの違い・シャクを見た経験談を紹介しています。
シャクの花を初めて見た日
シャクの花を初めて見たのは、2023年5月9日に、群馬県みなかみ町・一ノ倉沢林道で見ることができた。
(シャクの花)
シャクの名前の由来
シャクの名前の由来は、語源はサクで、神事に使う赤米(さくまい)にシャクの果実が似ているところからと、植物学者・前川文夫は推測している。
一方、植物学者・牧野富太郎は意味不明としながらも、サクはシシウドを指し、それに似て小形なので、コシャクという解説している。
別名 コジャク・コシャク・ヤマニンジン・ノニンジン・ワイルドチャービル
シャクの花言葉
シャクの花言葉は、「味わいのある」・「特徴的な」
シャクの生えている場所
シャクの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿り気のある林下に群生して生えているのを確認することができた。
ヤブニンジンとの違い
厄介なのが、同じ時期に花が咲くヤブニンジンに似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは花びらの構造
- ヤブニンジン 花びらの内側が曲がる
- シャク 5個の花びらのうち、外側の2個が他より大きい
(参考 ヤブニンジンの花)
(シャクの花)
両者の違いは、花びらの構造を確認すれば、間違えることは無い。
ヤブニンジンの記事はこちらからどうぞ
ヤブニンジンの花を初めて見た日 ヤブニンジンの花を初めて見たのは、2020年4月6日で、場所は川崎市多摩区の生…
シャクを見た経験談
2023年5月9日、日本海側の花を目当てに、群馬県みなかみ町・一ノ倉沢林道を訪れる。
一ノ倉沢林道のゲート入口に差し掛かると、セリ科の白色の花が目にとまる。
近づいてみると、シャクの花が咲いているのを確認することができた。
(シャクの花)
シャクの花を初めて見たとき、花1つ1つは小さくて地味である。
しかし、花がたくさん咲いている光景は、とても目立つが、怖い印象を受けてしまう。
(シャクの花)
シャクはセリ科で、春に花が咲くものでは、草の高さが0.7~1.4mと高い。
シャクの葉っぱは現地で見ていると、フニャフニャしていて、やわらかく見えてしまう。
(シャクの葉)
シャクの花がたくさん咲いていて、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、シャクの全体像を撮影することである。
(シャクの花)
シャク(セリ科)花期4~6月
分布 北海道・本州・四国・九州
湿り気のある林縁や林の下などに生え、高さは1mほどになる。
葉をちぎると、セリのようなよい香りがする。
若葉のときは、おひたしなどにして食べられる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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