・タチスミレの花・タチスミレを見た経験談を紹介しています。
タチスミレの花を初めて見た日
タチスミレの花を初めて見たのは、2023年5月27日に、茨城県で見ることができた。
(タチスミレの花)
タチスミレの名前の由来
タチスミレの名前の由来は、立って生えているスミレの意味で名付けられたと考えられる。
タチスミレの生えている場所
タチスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、野焼きがされて、河川が氾濫(はんらん)するような場所に生えているのを確認することができた。
タチスミレを見た経験談
タチスミレの名前を知ったのは、2019年初夏に、自分が見ている花ブログであった。
タチスミレのスミレらしかぬ風貌を、1度でも見たいと思っていた。
2023年5月27日、タチスミレの花を見るチャンスが訪れたので、茨城県の河川敷に足を運ぶ。
河川敷をウロウロするが、タチスミレの花を見つけることができない。
諦めかけていたとき、1人のおじさんが、河川敷の林から出てきて、先を見ると踏み跡らしきものがあった。
林のなかを歩くと、自転車を止めていた別のおじさんに出会う。
おじさんのほうから「タチスミレの花を探している?」とたずねてきたので、「そうです」と答えた。
おじさんの案内で、タチスミレの花を見たとき、あまりの小ささにビックリしてしまう。
(タチスミレの花)
普通のスミレのように、たくさん咲いていれば目につくが、タチスミレはまばらに咲いている。
おじさんにタチスミレの花と教わらなければ、直径1cmぐらいと小さいので見逃してしまう。
(タチスミレの花)
タチスミレはスミレの花で言ったら、ツボスミレの大きさに近い。
(タチスミレの花)
タチスミレの葉っぱは、花より長くて大きいので、意外と目立つ。
(タチスミレの葉)
おじさんが言うには、「今年(2023年)は花全体が早く咲いたから、タチスミレの花も1週間早く見ごろを迎えた」と言っていた。
また、タチスミレの生えている場所は、10年以上前は今より木がたくさん生えておらず、木がたくさん生えてからタチスミレの株数が減ったことも教わった。
タチスミレが国の絶滅危惧種に指定されているので、木を伐採したら、環境が変わり絶滅してしまう。
タチスミレの分布域は、関東地方の利根川流域と九州の一部しか生えていない。
(タチスミレの花)
タチスミレの花が3株ほど咲いていたので、花の向きに気をつけての撮影となった。
無事タチスミレの花を撮影することができた。
(タチスミレの花)
タチスミレ(スミレ科)花期5~6月
分布 本州(関東平野)・九州(大分・鹿児島県)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
アシ原や湿り気のある草原に生える。
草の高さは0.3~1mに達する。
葉は長さ4~6cmで、直披針形。
托葉(たくよう)は長さ2~4cmと大きく、まばらなギザギザがあり、一見葉のように見える。
ちなみに托葉とは、葉の柄の基部付近にある葉の部分をいう。
花びらの外側は淡紫色になり、側弁の基部には短い毛が密生する。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ参照)
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