・ナガバノアケボノスミレの花を紹介しています。
ナガバノアケボノスミレの花を初めて見た日
ナガバノアケボノスミレの花を初めて見たのは、2022年5月3日で、場所は山梨県都留市の鹿留山(ししどめやま)で見ることができた。
(ナガバノアケボノスミレの花)
ナガバノアケボノスミレの名前の由来
ナガバノアケボノスミレの名前の由来は、アケボノスミレとナガバノスミレサイシンの交雑種である。
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ちなみに交雑種とは、異なる種類が交ざりあってできた雑種をいう。
ナガバノアケボノスミレの生えている場所
ナガバノアケボノスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい山地に生えているのを確認することができた。
ナガバノアケボノスミレを見た経験談
2022年5月3日に春の花を探しに山梨県富士吉田市の杓子山に登った。
杓子山から鹿留山を経て、立ノ塚峠に下山する途中の急な岩場を下ったときに、スミレの花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、スミレの花はピンク色だが、葉っぱはかなりとがっている。
自宅に帰って、図鑑やインターネットの画像検索とにらめっこして、ナガバノアケボノスミレの花とわかった。
(ナガバノアケボノスミレの花)
最初にナガバノアケボノスミレの花を見たときは、ナガバノスミレサイシンかヒメスミレサイシンか迷った。
ただナガバノスミレサイシンの花で、アケボノスミレのような明るいピンク色の花は存在しない。
またヒメスミレサイシンの花かと思ったが、ヒメスミレサイシンの花は純白といえるほど白色なので違う。
ナガバノアケボノスミレの花の色は変化があるようで、淡いピンク色~濃いピンク色とある。
初めて見たナガバノアケボノスミレの花は、地面スレスレに咲いていたので、登山中の疲れた足をかがんで撮影するのは一苦労であった。
また被写体の花が、ピンク色がかなり抜けていて満足のいくものではなかった。
無事ナガバノアケボノスミレの花を撮影することができた。
(上の2点ともナガバノアケボノスミレの花)
(ナガバノアケボノスミレの葉)
ナガバノアケボノスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 本州(関東地方南部・山梨県)
東京西部の高尾山周辺や奥多摩・埼玉県の秩父地方・山梨県の東部など広い地域で見られる。
交雑種の多くは出現した場所から数年で消える。
しかし、ナガバノアケボノスミレは地下の茎をのばして増えるので、何年も群落をつくっていることが多い。
葉は両親の中間的な形態である。
(山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ参照)
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