
・トキワハゼの花・トキワハゼに似ている花(ウリクサ・カキドオシ・ムラサキサギゴケ)との違い・トキワハゼを見た経験談を紹介しています。
トキワハゼの花を初めて見た日
トキワハゼの花を初めて見たのは、2016年6月24日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(トキワハゼの花 2025年6月2日撮影)
トキワハゼの名前の由来
トキワハゼの名前の由来について、まずトキワは、常緑で花が1年中見られることから。
次にハゼは、果実がはぜるところから名付けられた。
トキワハゼの花言葉
トキワハゼの花言葉は、「いつもと変わらぬ心」
トキワハゼの生えている場所
トキワハゼの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたや田んぼのあぜに生えているのを確認することができた。
トキワハゼに似ている花
トキワハゼに似ている花との違いをまとめました。
ウリクサとの違い
厄介なのが、ウリクサの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
まず花の大きさ
- ウリクサ 0.8cm
- トキワハゼ 1cm
またトキワハゼは、花の中央部に黄色の斑模様がある。
(参考 ウリクサの花)
(トキワハゼの花)
両者の違いは、同じ場所に両方生えていることがあるので、花の大きさを確認すれば、間違えることは無い。
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ウリクサの花・アゼナとの違いを紹介しています。
カキドオシとの違い
厄介なのが、カキドオシの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.分類
- カキドオシ シソ科
- トキワハゼ ゴマノハグサ科(APG分類ではハエドクソウ科)
2.花の大きさ
- カキドオシ 1.5~2.5cm
- トキワハゼ 1cm
(参考 カキドオシの花)
(トキワハゼの花)
3.葉っぱの形
- カキドオシ 腎円形で、鈍いギザギザがある
- トキワハゼ さじ形で、鈍いギザギザがある
(参考 カキドオシの葉)
(トキワハゼの葉)
両者の違いは、花の大きさ・葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
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ムラサキサギゴケとの違い
厄介なのが、ムラサキサギゴケの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花の色
- ムラサキサギゴケ 全体が紫色
- トキワハゼ 全体が白色
2.花の大きさ
- ムラサキサギゴケ 1.5~2cm
- トキワハゼ 1cm
(参考 ムラサキサギゴケの花)
(トキワハゼの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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ムラサキサギゴケの花・カキドオシとの違い・ムラサキサギゴケを見た経験談を紹介しています。
トキワハゼを見た経験談
2025年6月2日、アワブキの花を目当てに、東京都八王子市・片倉つどいの森公園を訪れる。
途中、片倉城跡公園・展望デッキ近くの草むらに立ち寄ると、白色の小さい花がたくさん咲いている。
近づいてみると、トキワハゼの花を確認することができた。
(トキワハゼの花 2025年6月2日撮影)
トキワハゼの花は1cmと小さく、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、トキワハゼの花の特徴を知ると、可愛く面白い形をしている。
(トキワハゼの花 2025年6月2日撮影)
またトキワハゼの花は群生して咲くことが多く、最盛期のときはお花畑のように見えてしまう。
(トキワハゼの花の群生)
トキワハゼの花は名前の由来どおり、春に咲き始め、晩秋まで咲き残る。
ちなみにトキワハゼの花を江川せせらぎ遊歩道で、11月上旬に咲いている姿を確認している。
トキワハゼは道ばたや田んぼのあぜにたくさん生えていることから、雑草扱いである。
片倉城跡公園のトキワハゼの花は見ごろで、たくさん咲いていることから、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
今後の宿題として、トキワハゼの実を撮影することである。
(上記の2点ともトキワハゼの花 2025年6月2日撮影)
トキワハゼ(ゴマノハグサ科 APG分類ではハエドクソウ科)花期3~11月
分布 日本全土
水田・畑・都会の街路樹の下など、至る所に生えている。
種子から発芽する1年草。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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