ヤブムラサキの花ヤブムラサキに似ている花との違いを紹介しています。

ヤブムラサキの花を初めて見た日

ヤブムラサキの花を初めて見たのは、2021年5月25日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)

ヤブムラサキの名前の由来

ヤブムラサキの名前の由来は、ムラサキシキブの仲間では、葉っぱや枝に、毛が密生するところから名付けられた。

ヤブムラサキの花言葉

ヤブムラサキの花言葉は、「素直になれない」

ヤブムラサキの生えている場所

ヤブムラサキの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林の下に生えているのを確認することができた。

ヤブムラサキに似ている花

ヤブムラサキに似ている花との違いをまとめました。

ムラサキシキブとの違い

厄介なのが、ムラサキシキブの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

  • ムラサキシキブ 枝や葉っぱ・萼(がく)がほぼ無毛、花の色は淡紫色、1個の花序(かじょ)に多数つく
  • ヤブムラサキ 枝や葉っぱがビッシリ毛に覆われ、花の色はムラサキシキブより濃い紫色、花は点々と咲く

ちなみにとは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。
また花序とは、花が茎または枝につく並び方をいう。

ムラサキシキブの花(参考 ムラサキシキブの花)

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)

ヤブムラサキの枝(ヤブムラサキの枝)

両者の違いは、現地で実物を見比べると、理解しやすい。

ムラサキシキブの記事はこちらからどうぞ

コムラサキとの違い

厄介なのが、コムラサキの花に似ていて、ムラサキシキブ同様に判別が難しい。

違いは花期

  • コムラサキ 7月ごろ
  • ヤブムラサキ 5月下旬ごろ

コムラサキの花(参考 コムラサキの花)

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)

両者の違いは、花期を確認すれば、間違えることは無い。

コムラサキの記事はこちらからどうぞ

ヤブムラサキを見た経験談

2021年5月25日、初夏の花を探しに、東京都八王子市・長沼公園を訪れる。
公園内の山道を歩いていて、少し開けた場所に出ると、紫色の小さな花が目にとまる。
近づいてみると、枝や葉っぱに毛がビッシリ覆われていることから、ヤブムラサキの花であることがわかった。

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)

ヤブムラサキの花を初めて見たとき、今までいろんな樹木を見てきて、ここまで毛がビッシリ覆われた樹木を見たことが無かった
ヤブムラサキの毛深さを見ると、どこか動物の毛並みに見えてしまう

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)

ヤブムラサキの花は咲き始めであり、撮影するとき、花の向きが見やすい被写体は無かった。
また陽気が暑いことも重なり、満足のいく撮影といかず、悔しい思いをする。

ヤブムラサキは秋になると、紫色の実を熟す。
今後の宿題として、ヤブムラサキの実を撮影することである。

ヤブムラサキの花(ヤブムラサキの花)


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ヤブムラサキ(クマツヅラ科 APG分類ではシソ科)花期5~7月
分布 本州(宮城県以南)・四国・九州
ヤブより山地の林の下に多い。
木の高さが3mほどになる落葉低木。
葉に触ると、ビロードのような感触があるのが区別点。
果実は球形で、直径5mmほど。
果肉は白くフワフワとして、中には茶色の種子が4個入っている。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)


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