・ノハナショウブの花・ハナショウブとの違い・ノハナショウブを見た経験談を紹介しています。
ノハナショウブの花を初めて見た日
ノハナショウブの花を初めて見たのは、2016年6月4日に、千葉県山武市・成東食虫群落群落で見ることができた。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ノハナショウブの名前の由来
ノハナショウブの名前の由来は、葉っぱはサトイモ科のショウブの葉っぱに似ていて、美しい花を咲かせる野生のハナショウブという意味から名付けられた。
ノハナショウブの花言葉
ノハナショウブの花言葉は、「優雅」・「嬉しい知らせ」・「お付き合い」
ノハナショウブの生えている場所
ノハナショウブの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の湿った場所に生えているのを確認することができた。
ハナショウブとの違い
名前が被っているハナショウブとは、花の形や姿が明らかに違う。
ハナショウブは園芸のために、ノハナショウブを改良したもの。
それに対して、ノハナショウブは植物名に「野(ノ)」がつくことから、自然のなかに自生している。
(参考 ハナショウブの花)
(ノハナショウブの花)
両者の違いは、花を見れば、容易に区別することができる。
ノハナショウブを見た経験談
2023年6月10日、ヒメミクリの花を目当てに、東京都八王子市・長池公園自然館を訪れる。
ヒメミクリの花を無事に見ることができたので、自然館の掲示板を見てみると、園内の第1デッキにノハナショウブが開花したことが掲載されていた。
第1デッキに立ち寄ると、ノハナショウブの花がちょうど咲き始めであった。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ノハナショウブの花は、同じ仲間のアヤメ科に似た花が多く、植物観察を始めたころは判別が難しいと感じる。
しかし、ノハナショウブは、花びらの中央に黄色のすじが入るので、この特徴を覚えておけば間違えることは無い。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ノハナショウブの花が咲くと、初夏本番であることを実感する。
また、鮮やかな濃い紫色の花は初夏の季節にマッチしている。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ハナショウブの花は公園のショウブ園などにたくさん植えられていて、綺麗であるが、ノハナショウブの花は自然のなかで、静かに生えている姿を見ると、違った意味で綺麗だと感じる。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ノハナショウブは、低地の湿地から標高2000m近くの高原に生えているので、垂直分布はかなり広い。
ノハナショウブの花がちょうど見ごろであったので、花の咲いている向きを考慮して撮影した。
しかし、葉っぱが他の草に紛れていたので、葉っぱの撮影が今後の宿題となった。
無事ノハナショウブの花を撮影することができた。
(ノハナショウブの花 2023年6月10日撮影)
ノハナショウブ(アヤメ科)花期6~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
ハナショウブの原種。
山地や原野に生えるが、乾いた場所にも湿った場所にも出てくる。
高さは60cmほどになる。
葉の幅は1cmほど、長さは30cm以上になる。
葉の中央に盛り上がった太い脈がある。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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