・シャクジョウソウの花を紹介しています。
シャクジョウソウの花を初めて見た日
シャクジョウソウの花を初めて見たのは、2019年6月17日で、場所は東京都八王子市の片倉城跡公園で見ることができた。
(シャクジョウソウの花 2021年6月13日撮影)
シャクジョウソウの名前の由来
シャクジョウソウの名前の由来は、全体の形を僧侶や修験者が、手に持って打ち鳴らす錫杖(しゃくじょう)に見立てたところから名付けられたとされている。
ただ、今の時代に錫杖と言われてもピンとこない人もいる。
シャクジョウソウの生えている場所
シャクジョウソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下に生えているのを確認することができた。
シャクジョウソウを見た経験談
シャクジョウソウの花が、自分が見ている花ブログで咲いたという情報が入ったので、2021年6月13日に再び東京都八王子市の片倉城跡公園に向かう。
現地に着いて、前回見たシャクジョウソウの花が咲いている場所に向かうと、花が茶色で土の色に似ているため、最初の1株を探すのに手間取ってしまう。
目をこらすと、シャクジョウソウの花を1株見つけることができ、花が見つかると次から次へと見つけることができた。
(シャクジョウソウの花 2021年6月13日撮影)
シャクジョウソウは同じ範囲の場所に生えるが、細かく一定の場所には生えない。
シャクジョウソウは腐生植物である。
ちなみに腐生植物とは、光合成することがなく、菌類と共生して栄養素を得て生活する植物を指す。
シャクジョウソウの花は咲き始めであり、被写体を撮影するタイミングがちょうどよかった。
無事シャクジョウソウの花を撮影することができた。
(シャクジョウソウの花 2021年6月13日撮影)
2021年7月12日に、再び片倉城跡公園を訪れたとき、シャクジョウソウは実を熟していた。
シャクジョウソウの花は下向きに咲いて、徐々に上を向き始め、実は上を向いて熟す。
(シャクジョウソウの実)
シャクジョウソウ(イチヤクソウ科 APG分類ではツツジ科)花期6~8月
深山の苔(こけ)の中などに生える腐生植物。
針葉樹の下の薄暗いところに多い。
高さは15cmほどになる。
普通2~3本がまとまって生えてくる。
植物の少ない樹林下に生えるので背丈が低いわりによく目立つ。
茎には葉が退化した鱗片(りんぺん)がつく。
鱗片とは、うろこ状の物の一片を指す。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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