キランソウの花

キランソウの花キランソウに似ている花(カキドオシタチキランソウツクバキンモンソウ)との違いキランソウを見た経験談を紹介しています。

キランソウの花を初めて見た日

キランソウの花を初めて見たのは、2016年3月5日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

キランソウの花(キランソウの花 2024年4月2日撮影)

キランソウの名前の由来

キランソウの名前の由来は、草むらに咲き広がる様子が、「金襴(きらん)」という織物の切れ端のように見えるところから名付けられた。

別名 ジゴクノカマノフタは、地面に張りついてる姿から。
また薬草に利用されていて、医者が必要ないところから、イシャコロシの別名もある。

キランソウの花言葉

キランソウの花言葉は、「あなたを待っています」・「追憶の日々」・「健康をあなたに」

キランソウの生えている場所

キランソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらに生えているのを確認することができた。

キランソウに似ている花

キランソウに似ている花との違いをまとめました。

カキドオシとの違い

厄介なのが、同じ時期・同じような場所に生えるカキドオシに少し似ていて、植物観察を始めたとき、判別に迷ってしまう。

違いはまず花の大きさ

  • カキドオシ 1.5~2.5cm
  • キランソウ 1cm

次に花の色

  • カキドオシ ピンク色
  • キランソウ 紫色

カキドオシの花(参考 カキドオシの花)

キランソウの花(キランソウの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

カキドオシの記事はこちらからどうぞ

タチキランソウとの違い

厄介なのが、タチキランソウの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは花の大きさ

  • タチキランソウ 1.5cm
  • キランソウ 1cm

タチキランソウの花(参考 タチキランソウの花)

キランソウの花(キランソウの花)

両者の違いは、最初にキランソウの花を見て、次にタチキランソウの花を見ると、花の大きさが理解しやすい。

タチキランソウの記事はこちらからどうぞ

ツクバキンモンソウとの違い

厄介なのが、ツクバキンモンソウの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず花の色

  • ツクバキンモンソウ 白色
  • キランソウ 紫色

ツクバキンモンソウの花(参考 ツクバキンモンソウの花)

キランソウの花(キランソウの花)

次に葉脈の色の違い

  • ツクバキンモンソウ 暗い紫色
  • キランソウ 葉っぱと同じ緑色

ツクバキンモンソウの葉(参考 ツクバキンモンソウの葉脈)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ツクバキンモンソウの記事はこちらからどうぞ

キランソウを見た経験談

2024年4月2日、マルバスミレの花を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
園内・とんもり谷戸から本園に向かう途中、草むらに紫色の花が集まって咲いているのが目に入る。
近づいてみると、キランソウの花がちょうど見ごろであった。

キランソウの花(キランソウの花 2024年4月2日撮影)

キランソウの花の大きさは1cmと小さいが、紫色の花で集まって咲いていることから、目につきやすい。

キランソウの花(キランソウの花 2024年4月2日撮影)

キランソウの花が咲き出すと、春本番が始まったことを実感する

キランソウの花(キランソウの花 2024年4月2日撮影)

キランソウを含むシソ科キランソウ属は、似ているものが多く、植物観察初心者にとっては、判別に苦労してしまう。

キランソウの別名 ジゴクノカマノフタは、花の姿を見ていて、イメージしにくい。

キランソウの花は見ごろを迎えていたが、花があまりにも小さすぎて、ピントを合わせるのに苦戦してしまった。
自宅に戻り、被写体を調べると、キランソウの葉っぱを撮影するのを忘れてしまう。
今後の宿題として、キランソウの葉っぱを撮影することである。

キランソウの花(キランソウの花 2024年4月2日撮影)



キランソウ(シソ科)花期3~5月
分布 本州・四国・九州
薬草として使われ、「地獄の釜に蓋をして病人をこの世に追い返す」という意味がある。
中国では慢性気管支炎の薬として使われる。
シソ科の茎は普通四角いが、本種は丸く、放射状に広がる。
畑や石垣・道ばたなど、人里から山すそにかけて、いたる所に生えてくる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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