コボタンヅルの花

コボタンヅルの花センニンソウとの違いコボタンヅルを見た経験談を紹介しています。

コボタンヅルを初めて見た日

コボタンヅルの花を初めて見たのは、2024年8月5日に、静岡県小山町・県道78号線の道ばたで見ることができた。

コボタンヅルの花(コボタンヅルの花)

コボタンヅルの名前の由来

コボタンヅルの名前の由来は、葉っぱの形がボタンに似て、小さいところから名付けられた。

コボタンヅルの生えている場所

コボタンヅルの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい山地の道ばたに他の植物に絡まって、生えているのを確認することができた。

センニンソウとの違い

厄介なのが、センニンソウの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは葉っぱの形

  • センニンソウ 全体的に丸まっている
  • コボタンヅル 縁がギザギザしている(2回3出複葉)

ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。

センニンソウの葉(参考 センニンソウの葉)

コボタンヅルの葉(コボタンヅルの葉)

センニンソウの花(参考 センニンソウの花)

コボタンヅルの花(コボタンヅルの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

センニンソウの記事はこちらからどうぞ

コボタンヅルを見た経験談

2024年8月5日、山の花を探しに、神奈川県箱根・金時山を訪れる。
金時山を下って、足柄峠~足柄駅に向かう途中、道ばたに他の植物に絡まって、白色の花がビッシリ咲いている。
近づいてみると、葉っぱの縁がギザギザしていて、ボタンヅルの花か?と思った。

自宅に戻り、図鑑やインターネットで調べてみると、葉っぱが2回3出複葉であることから、コボタンヅルの花とわかった。

コボタンヅルの花(コボタンヅルの花)

コボタンヅルの葉(コボタンヅルの葉)

コボタンヅルの花は白色の十字形で、センニンソウに比べて、雄しべがモジャモジャしている
またコボタンヅルの花は、センニンソウの花に比べると小さい

コボタンヅルの花(コボタンヅルの花)

コボタンヅルの花がたくさん咲いている光景は、かなり目立つが、どこか異様に感じる。

コボタンヅルの全体像(コボタンヅルの全体像)

コボタンヅルは自分が見た限り、山地に多い印象を受ける。

ちなみにコボタンヅルは、ボタンヅルの変種
また園芸種 クレマチスの仲間である。

コボタンヅルの花は見ごろであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、コボタンヅルの実を撮影することである。

コボタンヅルの花(コボタンヅルの花)


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コボタンヅル(キンポウゲ科)花期8~9月
分布 本州(関東・中部地方)
葉が2回3出複葉で、果実は毛が無い。
小葉(しょうよう)は長さ2~4cmと小型で細長く、大型の粗いギザギザがある。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
中間型もあり、葉が1回3出のもの・2回3出のもの、果実に毛があるものなどもある。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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