
・ダルマエビネの花・エビネとの違い・ダルマエビネを見た経験談を紹介しています。
ダルマエビネの花を初めて見た日
ダルマエビネの花を初めて見たのは、2025年6月23日に、神奈川県藤沢えびね・やまゆり園で見ることができた。
(ダルマエビネの花)
ダルマエビネの名前の由来
ダルマエビネの名前の由来は、不明であるが、花びら下部分からダルマを連想したものと考えられる。
別名 ヒロハノカラン
ダルマエビネの花言葉
ダルマエビネの花言葉は、「謙虚」・「誠実」
ダルマエビネの生えている場所
ダルマエビネの生えている場所は、自生のものは、九州南部~沖縄の林下に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、藤沢えびね・やまゆり園で見ることができた。
エビネとの違い
厄介なのが、名前が被っているエビネがあり、特徴は明らかに違う。
1.花期
- エビネ 4~5月
- ダルマエビネ 6~7月
2.花の付き方
- エビネ ゴージャス(豪華)な花付き
- ダルマエビネ エビネに比べて、点々と咲く
(参考 エビネの花)
(ダルマエビネの花)
3.葉っぱの形
- エビネ 長楕円形
- ダルマエビネ 楕円形~卵形で、エビネに比べて、横幅が広い
(参考 エビネの葉)
(ダルマエビネの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
エビネの記事はこちらからどうぞ
エビネの花・エビネを見た経験談を紹介しています。
ダルマエビネを見た経験談
2025年6月23日、ダルマエビネの花を目当てに、藤沢えびね・やまゆり園を訪れる。
園内の受付で、スタッフにダルマエビネの植えられている場所を教わる。
スタッフに教わった場所に着くと、白色の独特な形をした花が目に入り、ダルマエビネの花がちょうど咲き始めであった。
(ダルマエビネの花)
ダルマエビネの花を初めて見たとき、エビネの花に比べ、「ふっくらしている」と言うのが第一印象である。
しかし、「植物名のダルマに似ているか?」と言われると、微妙としか言えない。
(ダルマエビネの花)
ダルマエビネの全体像は、エビネの全体像に比べると、シンプルな印象を受ける。
(ダルマエビネの全体像)
ダルマエビネの白色の花は、面白い形をしていて、目を引きやすい。
上記の理由で、分布域が狭く、盗掘によって株数が減少していることから、国の絶滅危惧種に指定。
しかし、ダルマエビネの花を現地に行かず、藤沢えびね・やまゆり園で手軽に見られるのは嬉しい限りである。
(ダルマエビネの花)
ダルマエビネの葉っぱをパッと見ると、エビネの葉っぱに比べて、横幅が広いと感じる。
別名 ヒロハノカランのほうがしっくり来る。
(ダルマエビネの葉)
ちなみにダルマエビネは園芸の鉢植えとして、育てることができる。
ダルマエビネの花は咲き始めで、咲いている向きの見方を変えながら、撮影することができた。
(ダルマエビネの花)
ダルマエビネ(ラン科)花期6~7月
分布 九州・沖縄
絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
多年草。
草の高さ30~40cm。
偽鱗茎(ぎりんけい)はエビネ属特有の性質として、数個が接しながら並ぶ。
ちなみに偽鱗茎とは、ラン科において、地上茎の一部が肥大化して、栄養分の貯蔵タンクの役目を持つものをいう。
葉の長さは13~20cm・楕円形~卵形。
30~40cmの花茎を立ち上げ、総状花序の花をつける。
花茎には黒色の毛がある。
花は下から順に上へと開花していく。
花は平らに咲き、白色。
唇弁(しんべん)の基部には黄色い突起が見られる。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指し、ラン科に多く見られる特徴である。
暖地に生えていることから、冬芽で越冬することはない。
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^

にほんブログ村
おすすめ関連記事
・ツルラン