クサフジの花

クサフジの花クサフジに似ている植物(カラスノエンドウナヨクサフジ)との違いクサフジを見た経験談を紹介しています。

クサフジの花を初めて見た日

クサフジの花を初めて見たのは、2018年6月29日に、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原で見ることができた。

クサフジの花(クサフジの花 2025年6月30日撮影)

クサフジの名前の由来

クサフジの名前の由来は、全体をつる植物フジ見立てたところから名付けられた。

クサフジの花言葉

クサフジの花言葉は、「私を支えて」・「生命力の旺盛な」

クサフジの生えている場所

クサフジの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草地林下に群生しているのを確認することができた。

クサフジに似ている植物

クサフジに似ている植物をまとめました。

カラスノエンドウとの違い

厄介なのが、カラスノエンドウの葉っぱによく似ている。

1.花期

  • カラスノエンドウ 3~6月(主に春)
  • クサフジ 6~9月(主に初夏)

2.花の色・付き方

  • カラスノエンドウ ピンク色で、1~3個ずつ付く
  • クサフジ 淡い青紫色で、連なって咲く

カラスノエンドウの花(参考 カラスノエンドウの花)

クサフジの花(クサフジの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

カラスノエンドウの記事はこちらからどうぞ

ナヨクサフジとの違い

厄介なのが、ナヨクサフジによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.萼片(がくへん)の突き出しの有無

  • ナヨクサフジ 萼片が柄の後ろを突き出る
  • クサフジ 萼片が柄の後ろを突き出ない

ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。

2.花の色

  • ナヨクサフジ 主に濃い紫色(濃淡に差がある)
  • クサフジ 淡い青紫色

ナヨクサフジの花(参考 ナヨクサフジの花)

クサフジの花(クサフジの花)

3.葉っぱの形

  • ナヨクサフジ 6~12対(10対のものが多い)で、丸まっている
  • クサフジ 18~24対で、細い

ナヨクサフジの葉(参考 ナヨクサフジの葉)

クサフジの葉(クサフジの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ナヨクサフジの記事はこちらからどうぞ

クサフジを見た経験談

2025年6月30日、クサフジの花を目当てに、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原を訪れる。
田島ヶ原A区の林下を歩いていると、淡い青紫色の花が目にとまる。
近づいてみると、クサフジの花が見ごろを迎えていた。

クサフジの花(クサフジの花 2025年6月30日撮影)

クサフジの花青紫色で、パッと見ると、幻想的な印象を受ける
またクサフジの淡い青紫色の花は、初夏の季節によく似合う。

クサフジの花(クサフジの花 2025年6月30日撮影)

クサフジの花が咲き出すと、真夏が近いことを実感する。

クサフジの花(クサフジの花 2025年6月30日撮影))

田島ヶ原のクサフジは、敷地内全体に生えておらず、1か所のみに群生している
クサフジの花が一斉に咲いている光景は目につきやすい。

クサフジの群落(クサフジの群落)

クサフジの小葉(しょうよう)18~24枚と多く、長さ1.5~3cm・幅2~6mmの狭い卵形で薄い。
クサフジの小葉の枚数は、ソラマメ属の中では1番多い
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。

クサフジの葉(クサフジの葉)

クサフジ普通に見られる植物ではない
地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
クサフジを自分が見た限りでは、田島ヶ原長野県富士見町・入笠山で目撃している。

田島ヶ原のクサフジの花はちょうど見ごろで、咲いている向きに気をつけて、撮影することができた。

クサフジの花(クサフジの花 2025年6月30日撮影)


クサフジ(マメ科)花期6~9月
分布 北海道・本州・九州
日当たりのよい草地や林縁に生える。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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