・ヒトリシズカの花・ヒトリシズカを見た経験談を紹介しています。
ヒトリシズカの花を初めて見た日
ヒトリシズカの花を初めて見たのは、2016年3月31日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ヒトリシズカの花 2021年3月30日撮影)
ヒトリシズカの名前の由来
ヒトリシズカの名前の由来は、白く清楚な花を、平安時代末期の白拍子 静御前に見立てたところから名付けられた。
またヒトリについては、花穂(かすい)が1個つくところから。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く花の姿をいう。
ヒトリシズカの花言葉
ヒトリシズカの花言葉は、「隠された美」・「愛にこたえて」
ヒトリシズカの生えている場所
ヒトリシズカの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下に群生しているのを確認することができた。
ヒトリシズカを見た経験談
2021年3月30日、ヤマブキソウの花が咲いていると思い、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
園内・雑木林の入口に差し掛かると、白色の糸状の花がたくさん咲いているのが目に飛び込む。
近づいてみると、ヒトリシズカの花が「まさに見ごろ」と言わんばかりに咲いていた。
(ヒトリシズカの花 2021年3月30日撮影)
ヒトリシズカの花を見ていて、白色の糸状のものが花だと言うと、ピンとこないが面白いと感じる。
またヒトリシズカの花がたくさん咲いているのを見ると、植物全体が20cmぐらいと小さいからか、どこか春の妖精が舞い降りたかと錯覚してしまう。
ヒトリシズカの花がたくさん咲いていたので、被写体に困ることなく、撮影することができた。
しかし、自宅に戻り、被写体を確認すると、ピンボケばかりで、撮影できた被写体は1枚のみと悔しい思いをする。
(ヒトリシズカの花 2021年3月30日撮影)
ヒトリシズカ(センリョウ科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
光沢のある葉が花を包んで伸びてきて、4枚の葉を広げると中から1本の花穂が現れる。
花には花びらも萼(がく)も無く、白い糸のような雄しべだけが目立つ。
ちなみに萼とは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になり、外側にあるものをいう。
1本だけで生えることは少なく、何本かがまとまって出てくる。
葉や茎は始めは赤紫色をしているが、直ぐに濃い緑色へと変わっていく。
葉は輪生(りんせい)のように見えるが対生である。
ちなみに輪生とは、茎に3枚以上の葉がつくことをいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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