マヤランの花を初めて見た日
マヤランの花を初めて見たのは、２０１６年７月１８日で、場所は東京都武蔵野市の井の頭公園で見ることができた。
マヤランの名前の由来
マヤランの名前の由来は、最初の発見地の兵庫県神戸市の摩耶（まや）山であることから名付けられたとされている。
マヤランの生えている場所
マヤランの生えている場所は、自分が見た限りでは、林の下の湿った場所に生えているのを確認することができた。
またアジサイの木の下に寄生して生えているのも確認することができた。
自分の所有している図鑑「山渓ハンディ図鑑 山に咲く花（山と渓谷社）」では山にある花で紹介をされているが、実際に植物観察をしていて、山より平地に多いと感じる。
マヤランを見た経験談
２０２１年７月１２日にマヤランの花を目当てに東京都八王子市の片倉城跡公園を訪れたとき、自分が見ている花ブログの細かい情報を頼りにマヤランの花を探した。
行きの道では全く見つけることができず、来た道を戻るとマヤランが群生して咲いていた。
少し話がそれるが、植物観察では行きの道では目的の花が見つからず、来た道を戻ると目的の花が見つかるというケースはよくある。
自分がマヤランの花を見たときは草の高さは１０～１５cmぐらいで、白色の花に真ん中の紫色の模様が独特でコンパクトデジタルカメラで１０枚以上撮影してしまった。
ちなみにマヤランは天気が雨だと湿気があるからか花が長持ちするが、晴れてカンカン照りになると枯れてしまう。
またマヤランの花は最近は温暖化の影響のせいか、夏と秋に２度花が咲くケースを見受けられる。
無事マヤランの花を撮影することができた。
（上の３点ともマヤランの花 ２０２１年７月１２日撮影）
マヤラン（ラン科）花期７～８月
分布 本州（関東地方南部以西）・四国・九州・沖縄
絶滅危惧Ⅱ類（VU）
常緑林内に生える腐生の多年草。
根茎は多肉で長くはい、分枝する。
花の茎は高さ１０～３０cm。
花は茎頂（けいちょう）に数個まばらにつき、白色で紅紫色を帯びる。
ちなみに茎頂とは茎の先端部をいう。
唇弁（しんべん）は長楕円形で長さ約１．５cm。
ちなみに唇弁とはくちびる状の花びらをいい、ラン科の花に見られる特徴である。
花言葉は「謙遜」や「忍耐」
（山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照）
