アケボノソウの花を初めて見たのは、2019年10月30日で、
場所は多摩丘陵で見ることができた。

アケボノソウはずっと見たい花の1つであった。
自分の中では深い山に生えている植物という印象があった。
アケボノソウの生息する場所は、水辺の近くの樹林帯の下に生えている。

インターネットで多摩丘陵のアケボノソウの情報が出回っていた。
ただなかなかアケボノソウを探す機会が訪れなかった。
やっとの思いで上記の年月日にアケボノソウの花を探しに出かけた。

一つひとつ水辺の近くを隈なく探したが、なかなか見つからず、
最後の水辺の近くで、これでダメだったらアケボノソウの花を
愛でるのを諦めるつもりであった。

探していると、見慣れない花を発見して、
近くを伺うとアケボノソウの花が終わりに近いがまだ咲いていた。

アケボノソウの花を見たときに、自分の所有している図鑑を頼りに探して、
アケボノソウの花を見つけたときは感動を覚えた。
それにしても思っている以上に草丈が高かった。

アケボノソウ

アケボノソウ(上の2点ともアケボノソウの花 2019年10月30日撮影)

アケボノソウの葉(アケボノソウの葉)

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アケボノソウ(リンドウ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
花びらの模様をほのぼのと明ける夜明けの星空に例えたもの。
学名のピマクラータは斑点が二つあるという意味で、
花びらに緑色の斑点が二つ並ぶことを指している。
よく眺めると計算して彩色したような規則正しさがある。
山野の湿地や沢沿いの樹林下などに普通に見かける。
茎は無毛で高さは60cmほどのものが多いが、
大きくなると1mにも伸びる。
1年目はロゼット葉で過ごし、翌年に花が咲く2年草である。
花言葉は「前向き」
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)