
・アキカラマツの花・アキカラマツに似ている植物(カラマツソウ・マツカゼソウ)との違い・アキカラマツを見た経験談を紹介しています。
アキカラマツの花を初めて見た日
アキカラマツの花を初めて見たのは、2017年8月29日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(アキカラマツの花 2025年9月14日撮影)
アキカラマツの名前の由来
アキカラマツの名前の由来は、秋に咲くカラマツソウの意味で名付けられた。
アキカラマツの花言葉
アキカラマツの花言葉は、「大胆」
アキカラマツの生えている場所
アキカラマツの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野の日当たりのよい草地に生えているのを確認することができた。
アキカラマツに似ている植物
アキカラマツに似ている植物をまとめました。
カラマツソウとの違い
厄介なのが、カラマツソウに少し似ている。
1.花期
- カラマツソウ 7~9月(主に真夏)
- アキカラマツ 7~9月(主に初秋)
2.花の色
- カラマツソウ 白色
- アキカラマツ 淡い黄色
(参考 カラマツソウの花)
(アキカラマツの花)
3.生えている場所
- カラマツソウ 標高1000m以上の山地の林下
- アキカラマツ 低山の日当たりのよい草地
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
カラマツソウの記事はこちらからどうぞ
カラマツソウの花・シギンカラマツとの違い・カラマツソウを見た経験談を紹介しています。
マツカゼソウとの違い
厄介なのが、マツカゼソウの葉っぱによく似ている。
違いは花の色・形
- マツカゼソウ 白色
- アキカラマツ 淡い黄色
(参考 マツカゼソウの花)
(アキカラマツの花)
(参考 マツカゼソウの葉)
(アキカラマツの葉)
両者の違いは、花の色・形を確認すれば、間違えることは無い。
マツカゼソウの記事はこちらからどうぞ
マツカゼソウの花を紹介しています。
アキカラマツを見た経験談
2025年9月14日、秋の花を目当てに、神奈川県横浜市戸塚区・舞岡公園を訪れる。
舞岡公園・北門手前に差し掛かると、林下の草むらに、淡い黄色のモジャモジャした花が目につく。
よく見ると、アキカラマツの花が咲き始めであった。
(アキカラマツの花 2025年9月14日撮影)
アキカラマツの花は淡い黄色で、地味な花付きであることから、名前や特徴を知らなければ、見過ごしてしまう。
しかし、アキカラマツの花の特徴を知ると、たくさん咲いていることにビックリする。
(アキカラマツの花 2025年9月14日撮影)
アキカラマツの花は、名前の由来どおり、カラマツソウの仲間では秋に咲く。
またアキカラマツの花は初秋に咲くことから、種類が多いカラマツソウの仲間では判別しやすい。
(アキカラマツの花 2025年9月14日撮影)
アキカラマツの花は雄しべが長く、草の高さ0.7~1.5mあり、全体像を見ると、風流な姿は立派。
(アキカラマツの全体像)
アキカラマツの葉っぱは、2~4回3出複葉で、小さい托葉(たくよう)があり、小葉は楕円形で長さ1~3cm。
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が2つ以上に分かれた葉っぱのそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
また托葉とは、葉っぱの柄の基部付近にある葉っぱ。
アキカラマツの葉っぱは、全体的に丸まっている。
(アキカラマツの葉)
アキカラマツは、初秋の山野を歩いていれば、普通に見ることができる。
ちなみにアキカラマツは、全体に毒が含まれている。
舞岡公園のアキカラマツの花は咲き始めであり、咲いているものを選んで、撮影することができた。
今後の宿題として、アキカラマツの実を撮影することである。
(アキカラマツの花 2025年9月14日撮影)
アキカラマツ(キンポウゲ科)花期7~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
花の最盛期には、全体が黄色っぽく見える。
日当たりのよい山野によく見られ、海岸から山地まで広範囲にわたって生える。
茎は無毛で直立する。
茎の上部で、細かく枝を分ける。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^

にほんブログ村