アツバスミレの花

アツバスミレの花スミレとの違いアツバスミレを見た経験談を紹介しています。

アツバスミレの花を初めて見た日

アツバスミレの花を初めて見たのは、2025年4月20日に、東京都調布市・植物多様性センターで見ることができた。

アツバスミレの花(アツバスミレの花)

アツバスミレの名前の由来

アツバスミレの名前の由来は、葉っぱが厚いスミレであることから名付けられた。

アツバスミレの生えている場所

アツバスミレの生えている場所は、自生のものは、太平洋側の海岸近くに生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、植物多様性センターで見ることができた。

スミレとの違い

厄介なのが、スミレによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.生えている場所

  • スミレ 道ばた
  • アツバスミレ 海岸近く

2.葉っぱの光沢具合

  • スミレ 光沢が少ない
  • アツバスミレ 光沢がハッキリしている

スミレの葉(参考 スミレの葉)

アツバスミレの葉(アツバスミレの葉)

スミレの花(参考 スミレの花)

アツバスミレの花(アツバスミレの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

スミレの記事はこちらからどうぞ

アツバスミレを見た経験談

2025年4月20日、ニイジマスミレの花を目当てに、東京都調布市・植物多様性センターを訪れる。

ニイジマスミレの花を見ることができたので、伊豆諸島・火山性草地ゾーンをウロウロしていると、紫色のスミレの花が目につく。
近づいてみると、葉っぱに光沢があることから、アツバスミレの花であることがわかった。

アツバスミレの花(アツバスミレの花)

アツバスミレの葉(アツバスミレの葉)

まず植物多様性センターでは、アツバスミレニイジマスミレを気軽に見ることができる。
次にアツバスミレはスミレによく似ていて、素人では判別に苦労してしまう。
しかし、最初にスミレの葉っぱを見て、次にアツバスミレの葉っぱを見れば、光沢具合の違いが理解できる。

アツバスミレの花(アツバスミレの花)

ちなみにアツバスミレスミレの変種で、海岸型の位置付けがされている。
アツバスミレ太平洋側の海岸近くに生えていて、株数が少ないことから、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定。

アツバスミレの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して撮影したが、そっぽを向いている株ばかりであった。
今後の宿題として、自生のアツバスミレを撮影することである。

アツバスミレの花アツバスミレの花(上記の2点ともアツバスミレの花)



アツバスミレ(スミレ科)花期3~4月
分布 本州(房総半島以西)・四国・九州
花は濃い紫色~淡い紫色と変化を富む。
葉は披針形のものが多く、厚くて表面に光沢がある。
全体が無毛で、側弁の基部は毛が有る。
ちなみに側弁とは、スミレの花びらで、両側2枚をいう。
(スミレハンドブック 山田隆彦著)


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