ボタンボウフウの花

ボタンボウフウの花ハマボウフウとの違いボタンボウフウを見た経験談を紹介しています。

ボタンボウフウの花を初めて見た日

ボタンボウフウの花を初めて見たのは、2019年7月10日に、神奈川県三浦市・黒崎の鼻で見ることができた。

ボタンボウフウの花(ボタンボウフウの花 2023年8月28日撮影)

ボタンボウフウの名前の由来

ボタンボウフウの名前の由来は、白緑色の葉っぱが、ボタンの葉っぱに似ているところから名付けられた。
別名 長命草

ボタンボウフウの花言葉

ボタンボウフウの花言葉は、「長い時間のつながり」

ボタンボウフウの生えている場所

ボタンボウフウの生えている場所は、自分が見た限りでは、海岸の岩場にたくさん生えているのを確認することができた。

ハマボウフウとの違い

厄介なのが、ハマボウフウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

1.草の高さ

  • ハマボウフウ 0.3m
  • ボタンボウフウ 0.6~1m

2.葉っぱの形

  • ハマボウフウ 1~2回3出羽状複葉で厚く、光沢がある
  • ボタンボウフウ 1~3回3出複葉で、長い柄がある

ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。

ハマボウフウの葉(参考 ハマボウフウの葉)

ボタンボウフウの葉(ボタンボウフウの葉)

3.花期の違い

  • ハマボウフウ 初夏(5~7月)
  • ボタンボウフウ 夏(7~9月)

ハマボウフウの花(参考 ハマボウフウの花)

ボタンボウフウの花(ボタンボウフウの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ハマボウフウの記事はこちらからどうぞ

ボタンボウフウを見た経験談

2023年8月28日、海辺の花を目当てに、神奈川県横須賀市・観音崎公園を訪れる。
海岸沿いの道を歩いていると、岩場に白色の花が咲いているのが目にとまった。
近づいてみると、葉っぱがボタンの葉っぱに似ているところから、ボタンボウフウの花とわかった。

ボタンボウフウの花(ボタンボウフウの花 2023年8月28日撮影)

ボタンボウフウの葉(ボタンボウフウの葉)

ボタンボウフウの花を見ていて、夏の花は色が目立つものが多く、どうしても地味に見えてしまう
これはボタンボウフウを含むセリ科の花に言えることである。

ボタンボウフウの花(ボタンボウフウの花 2023年8月28日撮影)

ボタンボウフウは群生していることが多く、白色の花がたくさん咲いていると、見ごたえがある

ボタンボウフウの全体像(ボタンボウフウの全体像)

ボタンボウフウの葉っぱは、名前の由来どおり、ボタンの葉っぱに似ている。
見方によっては、花より葉っぱのほうが目立つ

ボタンボウフウの葉(ボタンボウフウの葉)

観音崎公園のボタンボウフウの花は咲き始めであり、咲いている株を選んで撮影したが、花全体が白色の株は少なかった。
今後の宿題として、ボタンボウフウの白色の花をハッキリ撮影することである。

ボタンボウフウの花ボタンボウフウの花(上記の2点ともボタンボウフウの花 2023年8月28日撮影)



ボタンボウフウ(セリ科)花期7~9月
分布 本州・四国・九州・沖縄
海岸の岩場や草地に生え、高さは1mほどになる。
太い茎は枝分かれして、無数の花を咲かせる。
5枚の花びらの間から、長い雄しべが飛び出している。
花期が長く、温かい四国の海辺などでは12月にも花が咲いている。
根を薬用人参の代用にした時代もあったという。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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